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Mar,22,2009

じっととしてるだけなのに汗が垂れてくる湿度の高さ、
ミーン、ミーンという蝉のような鳴き声が
日本の夏休みを思い出させる。

モワっとした暑さも、ビルから吹き付けるエアコンの室外機からの熱風や
コンクリートの照り返しとは違って森の中なら気持ち悪いものではない。
ケニアの西、カカメガの森は標高1600m前後に広がる熱帯雨林。
一歩森に入ると汗で体中がコーティングされるのが分かる。
でも、なんだか気持ち悪くない。
爽やかなサウナにでも入っている気分。
湿度のおかげで鼻の粘膜にしっとりといい森の匂いが充満する。
いろんな匂いがする。
フルーツのような甘い匂い。濃い草木の匂い。動物の匂い。
全てがおいしい水でコーティングされたような潤った匂い。

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Mar,16,2009



暑い、とにかく暑い。
アバデアを出発してからだいたい標高2000m前後を走行していて、
赤道直下のケニアでも夕方はほんのり寒くなる。
でも昼間の日差しは強烈で、私は走行2日目にして腕中が火傷して、水泡だらけになってしまった。1日1回しか日焼け止めを塗らない顔はムラムラに焼けてるし、シミだらけ。
うはー、お嫁に行った後でよかった。
木の陰を探してはつかの間の安息を得る。

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Mar,13,2009

イボイノシシはとっても愛らしい動物。
人が近づくと凝視して警戒するくせに、すぐに忘れてノンビリと草を食べ始める。
ギリギリになって、ようやくハッと気がついて、尻尾をピンと立てて慌てて逃げる。
僕らのお気に入りNo.1のイボちゃんinヘルズゲートです。

Mar,11,2009

最初に目に飛び込んできた動物はキリンだった。
自転車や徒歩で自由に回れる国立公園、ヘルズゲート・ナショナルパーク。
その敷地内に入った途端、人間の生活の匂いが一気に消え去り、
自然と動物が作り出す別世界にお邪魔してしまった、そんな畏まった気持ちになる。

いつもと同じ自転車で、同じ格好で、同じ装備で、公園内をゆっくりと進んでいくと、
直ぐに目の前を悠然と歩くキリンを発見し、感動の余り自転車を漕ぐのも忘れてボーっとする。
はっと気付いてを辺りを見回すと、シマウマの群れが列を作ってゆっくりと歩いている。
ガゼルやインパラの群れが僕らを警戒して一目散に走り去る。
バッファローは一定の距離を保ってじっと僕らを観察している。
イボイノシシの親子は、僕らに気付いたのかどうか、ゆっくりのんびりと草を食べ続けていた。
そこには、彼らにとっての日常が、ゆったりと、ゆっくりと、流れていた。

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Mar,08,2009

アバデアを出て5日。
たったの5日しか走っていないけど、ケニア自転車旅は最高に楽しい。
これまでの半月も楽しかったけど、やっぱり自転車旅は出会える風景や出会える笑顔が違う。
マタツ(乗り合いバス)で何回も通った道ですら、新しい発見がいっぱいで楽しい。
一番楽しいのは、道行く人々と挨拶すること。
ケニア人はシャイなのか、こちらから声をかけないとちょっと怖い顔をしてる。
でも、こちらから「Jambo!」と元気よく声をかけると、
大きく長い手をぐーんとのばして、これでもかってくらいニカッと笑って返してくれる。

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