Feb,06,2013

インド・ネパールランキング、第2回目はSomething Special:これは大変だった!編です。
幸いにもインド・ネパールで過ごしたこの6ヶ月間、怒りや憤りを感じるような辛い出来事は一切なく、ずっと楽しいままで旅を続けられました。
とはいえここはインド・ネパール、ただでは旅をさせてもらえません。
数多くのエクストリームな体験の中から、“いやあ大変だったなあ~”と笑って振り返られるエピソードをご紹介。

【第1位】 標高3500mでまさかの高山病。人生初の入院!(インド・レー)

4,5000mの高地でずっと自転車を漕ぎ続けていたのに、まさか富士山より低い場所で高山病にかかるとは思ってもいなかった。
人生2度目の高山病、決して自然をなめてはいけない、そう教えてもらった人生初の入院体験でした。

『「うわー、凄いところに来ちゃったな」と思ったけど、ここがレーで一番の大病院なのだからしょうがない。』
- Aug,22,2012「人生初の入院はインドの田舎で。」より-

 
【第2位】 いろんな意味でエクストリーム。ヴィパサナ瞑想体験(ネパール・カトマンズ)

100時間の瞑想、10日間の完全な沈黙、1時間姿勢を変えないなどなど、肉体的にも精神的にもエクストリームだったヴィパサナ瞑想。もちろん瞑想自体はきわめて真面目な目的で行われるものですので、物見遊山気分では参加しないようにしましょう。

『一言でいえば自分がCTスキャンマシーンになって、そしてそのマシーンからもう一人の自分の内部を全部見た、検査した。そして治療した。とでも言おうか。』
- Jan,25,2013「続・ある真面目な修行者の場合」より-

 
【第3位】 これって道じゃなくて川でしょ・・・(インド・スピティバレー)

100m以上も道路が水没している、そんな箇所がうんざりするほど続くスピティバレーの道のり。
しかも水はキンキンに冷たいので毎回泣きそうになります。こんなに水没しまくっている道路って世界にもなかなかない。

『川にぶつかるたびに靴を脱ぎ、フロントバッグを外し、数秒で感覚が無くなるほど冷たい川をウキャーと叫びながら、まず最初は自転車を押して渡り、次はバッグや靴を取りに戻らないといけない。』
- Oct,22,2012「最後の4000m級峠」より-

 
【第4位】 3週間も風呂に入らなかったことありますか?(インド・ザンスカール地方)

毎日のように自転車に乗り、山を歩き、それでもシャワーは浴びれない。3週間シャワーを浴びれなかったのは、さすがにこの旅での最長記録です。
久しぶりのシャワー、あんなに温かいお湯に感謝したことはありません。

『体を洗うタオルが真っ黒に染まってしまうほど私たちの体は汚くて、タオルのあまりの汚さに二人でクククと笑ってしまった。』
- Sep,24,2012「綺麗になるって嬉しいね」より-

 
【第5位】 ボッタクリさえなければ地球上で最高の民族なのに・・・(ネパール)

世界一の素敵な笑顔で堂々とボッタクってくるネパール人たち。世界最貧国にお金持ち外国人クライマーやトレッカーが押し寄せるという矛盾を抱えたこの国ならではの現象なのでしょう。
いろいろと考えさせられるネパールの側面です。

『そして外国人からボッタクルという精神はこんな山の中でも健在なようで、隣り同士ある正直商店と悪徳商店とでチャイの値段が5倍も違ったり、食事代がエベレスト街道のどこよりも高かったりと、なかなか手ごわかった。』
- Jan,04,2013「「素朴」ってなんだ?」より-

 
【次点】 蚊に打ち負かされ続けた夜(インド&ネパールの平原)

暑い、痛い、うるさい、かゆい、暑い、痛い、うるさい、かゆい・・・・
こんなに寝れない夜も珍しい。最後には部屋の中にテントを張って寝ていました。

『朝起きると蚊の死骸がごろごろとベッドの上に転がっていた。いったい何匹いたんだというくらい大量の蚊に悩まされた晩だった。平野ではこんな晩がこれから毎日続くのかと思うとブルーになる。早く高地へ戻りたい。』
- Dec,23,2012「リシュケシュ~カトマンズ日記Vol.1(2012.10.17-10.23)」より-

 
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私たちは今、ニュージーランドを走行中です。
冬から夏へ、内陸国から島国へ、そして物価が一番安い国から物価が一番高い国へ。
あらゆる物事が変わるニュージーランド編、楽しみなような、不安なような。


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