
かれこれ3週間キューバで過ごしての感想は、
「美味しいものが食べたい!」の一言に尽きる。
今日もまたお腹が空いている。
日曜日の今日はますます食べ物のチョイスがない。
思わず目の前にあった砂糖を舐めようかとすら思ってしまったくらいだ。
こんなことが書きたかったわけではなくて、
ハバナについて書こうと思っていたのだけど、
ついつい文句のひとつ言いたくなってしまった。
こんな始まりかたをしてなんだけど、
ハバナの街は好きだ。
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「いやー、のどかだね。」
口を開く度に「のどか」という言葉を出してしまうほど、
ビニャーレスの谷はのどかだ。
世界遺産に認定されて10年以上も経つ谷で、観光客も沢山来る。
ビニャーレス村の中心部は3,4ブロックしかなく、
7割以上の建物が民宿じゃないだろうかというほど観光地なのに、
びっくりするほど長閑だ。
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ハバナから4日かけてトリニダーに到着。
残念ながら、ここまで人々も街並みも自然もあまり僕らに響いてこない。
このまま東に進み続けてもあまり面白くないかもしれないと考えた僕らは、
急遽進路を変更してハバナまでバスで戻り、そこから西のビニャーレスへ向かうことにしました。
仕切りなおしの出発は、強烈な向い風が迎えてくれた。
道は平坦なのに全然スピードを出ないし、景色を見る余裕もない。
沈んだ気持ちでトボトボ進んでいたら、突然風がピタリとやんだ。
おっしゃ!と思ったのもつかの間、今度は瞬く間に空が真っ黒になって、この自転車旅で一番激しいスコールが降ってきた。
びしょびしょのまま近くの村に駆け込んで、とあるお店に入ったら、もう食べるものはないと言われた。
やむを得ずバス停でしょんぼりと雨上がりを待つ僕ら。
もうなんか散々だ。
そんなスーパーローテンションな気分は、雨雲がはれると同時に、ぱあっと吹き飛んで行った。
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キューバの田舎はとってものどか。
街を抜けたらあっという間にサトウキビやコーヒーやプランテーションになる。
そして何よりのどかさを演出しているのが馬車とカウボーイたち。

農作物を載せていたり、農民たちを職場へ送っていたりするのが馬車。
荷物を載せている馬車は他の国でも見たことはあるけど、
人を乗せている屋根付きの馬車は今まで見たことがなかったから新鮮だし、
歩いたほうが早そうなチンタラした馬車に乗って、のんびり世間話に花を咲かせている人たちを見ると気持ちがほっこりとする。
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この国に来て一番悲しいことが、
子供たちが笑ってくれないことだ。
まだ1週間しかいないけど、
街であろうと、田舎であろうと、子供たちが私たちに向けて笑ってくれたことがない。
こんな国は今までで初めてだ。
金くれ攻撃がひどかったマラウィでさえ、笑いかけてくれた子供たちはいたのに。
ちびっこからティーニーまで笑ってくれるどころか、どこか冷たい視線を受けることのほうが多い。
子供や若者たちに笑いかける度に無愛想な冷たい視線が返ってきて、ひどく悲しい気持ちになる。
それに若者たちが全体的に覇気がない感じで、エネルギーに欠けている感じがする。
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