Jun,14,2012

南米ランキング第4回、今回は「南米で感じた喜怒哀楽」編です。
時に感動し、時に怒り、時にがっかりし、時にゆるゆるし、とにかく五感を全開にして楽しみ続けた南米編。
なかでも特に印象に残っている出来事を、喜怒哀楽の4場面に分けてご紹介。

【喜】 幸せだったアルゼンチンキャンピングの日々(アルゼンチン)

アルゼンチン北部のキャンプ場は数百円という超低価格なのに快適綺麗でBBQ台までついている幸せな空間。
鳥の声で目覚め、昼からワインを飲みながらアルゼンチン牛のBBQを楽しみ、洗濯物がひらひらしている中で昼寝をし、夜は爽やかな風に吹かれながらビールを片手に再びBBQ。
激しいアンデス走行の疲れを癒す、シンプルながらも幸せに満たされた憩いの空間でした。

『「幸せ」ってシンプルだと思う。
足りていることを感じること、足りていることに満足することなんだと思う。』
-Jan,22,2012 「過不足ない「幸せ」」より-

 

【怒】 もう勘弁してほしい!塩地獄のコイパサ塩湖&自転車が壊れたウユニ塩湖(ボリビア)

路面はブニョブニョで走りにくく、自転車が可哀そうなほど塩水でビシャビシャになるかと思えば、塩が結晶化していてデコボコで走れない場所があったり、休憩したくても路面が塩水だから座れないし、照り返しは厳しいし、いつまでたっても岸に着かないし・・・・挙句の果てにはウユニ塩湖のど真ん中で自転車が壊れる始末。
もう塩は勘弁してください。

『二人とも乗っては押してを繰り返すけれども、私とひろの距離は格別広がらない。
押しても乗っても時速3、4kmぐらいがせいぜいで、いったいあと何時間これを続けなくてはならないのかと考えるだけでも眩暈がした。』
-Dec,18,2011 「塩地獄」より-

 

【哀】 水がない・・・。哀愁のレンソイス・マニャランセス国立公園(ブラジル)

青々とした小さな湖を無数にたたえた白い砂漠。
その絶景を見たいがために飛行機を使ってまではるばるやってきたというのに、まだ時期が早すぎて砂漠には水が張っていなかった。
あの瞬間の切なさは、いったいどう表現したらいいのでしょう。

『水はなかった。
水を求めてぐんぐんと前に進んだ。いくつも砂丘を越えてみた。
でも、水はどこにもなかった。』
-Apr,03,2012 「こんなものよね」より-

 

【楽】 これぞパラダイス!大興奮の楽園ガラパゴス諸島(エクアドル)

動物たちの楽園、ガラパゴス諸島。
急速に環境が損なわれて今では危機遺産にまでなっていますが、いまなお動物たちとの素晴らしい触れ合いが楽しめます。
人々も素朴だし、物価も世界的にみると安いし、動物たちにはとにかく感動するし、この島々は旅人にとっても楽園です。

『海の中では活発なアシカも陸ではデローンとドデーンと横たわっているばかり。
それが酔っぱらいのオヤジっぽかったり、ちっちゃく丸まっていて愛くるしかったり、見る者を全く飽きさせない。』
-May,24,2012 「ガラパゴス最強!」より-

 

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次回はいよいよ最終回、南米で巡り合えた特別な瞬間、SomethingSpecial編です。


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