
ペリト・モレノ氷河に行ったらアイストレッキングをする。
いつからそう決めていたのか自分でもよく覚えていないけど、ペリト・モレノ氷河では氷河の上を歩くんだって決め込んでいた。
嘘みたいに青い氷河、爆音で崩れ落ちる氷河。映像や写真で見たペリト・モレノ氷河は衝撃的だった。
そのインパクトが強すぎたせいか、10年前にカナダでコロンビア大氷原を見た時は正直がっかりした。
あれ、氷河ってこんなもんなんだっけ。
Continue»


ペリト・モレノ氷河に行ったらアイストレッキングをする。
いつからそう決めていたのか自分でもよく覚えていないけど、ペリト・モレノ氷河では氷河の上を歩くんだって決め込んでいた。
嘘みたいに青い氷河、爆音で崩れ落ちる氷河。映像や写真で見たペリト・モレノ氷河は衝撃的だった。
そのインパクトが強すぎたせいか、10年前にカナダでコロンビア大氷原を見た時は正直がっかりした。
あれ、氷河ってこんなもんなんだっけ。
Continue»

フィッツロイを大満喫して、次はペリト・モレノ氷河を見るためにEl Calafate(エル・カラファテ)へ向かう。
これから走るエリアは西風が強いことで有名で、サイクリスト泣かせのエリアでもある。
テントを張ろうと思ってもテントと共に飛ばされそうになっただとか、野で用を足すのが大変だとか、そもそも自転車が全く進まないだとか、怖い話をいっぱい聞いてきた。
あいにく私たちがエル・チャルテンを出発する前夜から風がいつもより強く吹いてきて、夜な夜なテントがバタバタバタとうるさくしなっていたくらいだった。
朝も変わらず強風。
最初の90kmは東へ向かうので、追い風になって嬉しいのだけど、
その先は南下して最後は西へ向かうので、横風や向かい風がどれだけ酷くなるのか心配でたまらなかった。
Continue»

エル・チャルテンのキャンプ場にテントを張っていたら、一人の女の子が僕らに近寄って来た。
“こんにちは。私はケイト。私も自転車で旅しているのよ。よろしくね。”
ケイトは10歳のイギリス人。
家族3人でカナダからここアルゼンチンまで、タンデム(二人乗り自転車)で旅をしてきた女の子だ。
Continue»

私たちの熱い想いがフィッツロイに届いていたのか、
雲に隠れがちと有名なフィッツロイは、私たちがエル・チャルテンに滞在した6日間の間、ほぼ一日中姿を見せてくれていた。
やはりフィッツロイに魅せられてこの村に3週間も滞在していた家族が、私たちの滞在した6日間の天気のよさに驚いていた。
「あなたたちが来るまで私たちは2週間以上もこのいい天気を待っていたのよ。それなのにあなたたちは来た途端にこんなにバッチリとフィッツロイを拝めるんだもの。なんだか悔しいわねぇ。」
いつ見ても胸が熱くなる、素敵なかっこいい山フィッツロイ。
少しでも長い間見ていたくて、3日間のトレッキング中も、エルチャルテンの村に滞在中も、体が動くかぎりこの山を見るために体力を使った。
頭で「長い間見ていたい」と思って動くわけではなくて、気付いたら山に引き寄せられるように体が勝手に山を見に行く方向に動いた。
Continue»

特別な朝の瞬間を過ごした僕らは、夢見心地のままキャンプ場に戻った。
もう自分たちが燃え尽きてしまったのではないかと思うほどの感動を味わったのだけど、
ここはパタゴニア。
まだまだ感動は止まらない。
この公園のもう一つのハイライトは、Cerro Torre(セロ・トーレ)という、塔のように聳え立つ山だ。
2日目は、セロ・トーレを間近に望む無料キャンプ場までトレッキング。
この日もフィッツロイには雲ひとつ掛かっておらず、相変わらず神がかった姿を見せてくれたのだけど、
あいにくセロ・トーレの周辺には雲がかかっていて、その姿が見えない。
でもこの日のキャンプ場からは、5分ほど歩くだけでセロ・トーレのビューポイントに行けるので、
翌日の朝日に期待することにして、早々に寝袋に潜り込む。
Continue»