Feb,18,2011

エル・チャルテンは観光客のためだけに造られた様なつまらない町。
人よりも動物の方が多いカレテラ・アウストラルから来た僕らは、
この町の人の多さにショックを受け、若干引き気味になったりもしたのだが、
でもここは世界中の旅人の憧れ、フィッツロイへの起点となる町だ。
観光客が多くても、街並みがつまらなくても、多少物価が高くても、そんなことは大したことではない。

フィッツロイは、ロス・グアシアレス国立公園内にあるパタゴニアを代表する山だ。
雲に隠れがちでなかなか全貌を現さないことで有名なフィッツロイだけど、
ようこの神がかり的な晴れ女ぶりのお陰で、ここしばらく快晴の予報が続いている。
これはのんびり休憩している場合じゃない。
早速3日分の食料を買い込んで、いざ、フィッツロイへ。

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hiro | Patagonia
Feb,15,2011

今まで沢山の国境を越えて来たけれど、
こんなにも静かで美しい国境越えは初めてだった。

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yoko | Patagonia
Feb,12,2011

カレテラ・アウストラルの旅が終わった。
期待していた道だったけれども、こんなに素晴らしい日々を過ごせるとは思ってもいなかった。
毎日美しい景色の中走る。
氷河や滝や山や森は文字にしてしまうとみな同じなのだけど、毎日出会うそれらはひとつひとつ雰囲気も違っていて、1200kmという距離の間毎日違った大自然の美しさを見せてもらった。
走った全ての区間の自然の違いをはっきりと伝えられるくらい、
バリエーションに富んだ景色の中を走って来た1か月だった。

タジキスタンのパミール高原で一緒に走った、3年間世界を走っているサイクリストのロイが
「パタゴニアはもっとスゲーんだぜ。毎日がWOW!なんだ。何千キロもずーっとWOW!なんだ。」
って鼻息を荒くして言っていたのを思い出す。

まだパタゴニアの一部が終わっただけだけれども、
ここはとんでもなく素晴らしいところだということをひしひしと感じる。
そしてその素晴らしさを十二分に味わう事ができる自転車旅にして本当によかったと心底思う。

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yoko | Patagonia
Feb,09,2011

不思議なサイドトリップから帰ってきた翌日は気持ち良い晴天が広がっていて、
もう今すぐ出発したい!と焦りばかりが募る。
でもその前に自転車を何とかしないといけないので、今日もリオ・タランキーロ村に泊まるしかない。
相次ぐトラブルで僕はすっかり凹んでいたのだけど、
一緒にいたチャリダーのハームットが自転車修理やパーツ調達に付き合ってくれたり、
ようこが手に入る限られた素材を上手く使って美味しいカレーを作ってくれたりと、
みんなが明るく手伝ってくれたお陰で、僕もすっかり立ち直る事が出来た。
もう2年以上酷使し続けている自転車だもの。少しくらいガタが来ても不思議じゃないさ。

修理を終えた翌日も運よく晴天が続いた。しかも奇跡的にもほぼ無風状態だ。
よっしゃ、と再びテンションをあげて、再度出発だ。

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hiro | Patagonia
Feb,06,2011

この道のどこかで、僕は何か啓示を受けたかような凄い衝撃を受ける。
その衝撃が忘れられない僕は、数年後、すぐに帰るからと言い残して単身その場所に戻ってくる。
そこには見知らぬ少女が僕を待っていて、僕はその少女にある老人の元へ導かれる。
そしてその老人は、僕の人生を変えてしまうような決定的な“何か”を僕に示してしまう。

リオ・タランキーロ村から一旦カレテラ・オウストラルを外れ、片道52kmのサイドトリップに出かけた僕は、サイドロードに入ってすぐにこんなバカな妄想をし始めた。
いやぁ下手な小説の筋書きじゃないんだから、と自分でもおかしくなったのだけど、
まさかこのヘンテコな妄想が、これから始まる不思議な旅路の序章だったとは、その時は思いもよらなかった。
そう、この1泊2日のサイドトリップ、普通ではありえない摩訶不思議な事の連続だったのだ。

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hiro | Patagonia
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