Oct,13,2011

ヨーロッパ編前半のランキング、最終回の第3回目は自転車で走っていて楽しかったルート編です。
平地よりも峠が好きな私たち。当然ながらランキングも峠だらけになってしまいました。
平原をひた走るのもいいですが、せっかくの自転車旅、少しくらい苦しくても走りがいのある道を選んでいきたいと思っている今日この頃です。

【ようこ的第1位】 Trollstigen周辺(ノルウェー)
ようこの一番のお気に入りルート。
見た目にも強烈な11個のヘアピンカーブを持つ峠、Trollstigen(トロールのはしご)。頑張って登り終えた先には、雪が輝く幻想的で美しい道が続いていました。

『こんなに美しい場所は世界にあとどれだけあるんだろうか。こうやって2年半旅を続けてきても、地球はいつも私たちを驚かせてくれる。』
—2011.Jun.16 「悲鳴と喜び」 より—

【ひろ的第1位】 ガルデーナ峠(イタリア)
ひろの一番のお気に入り。
数ある舗装路峠の中でもこんなに登りがいのある峠はなかったんじゃないかというくらい美しい峠でした。

『ガルデーナ峠は、ドロミティの岩山が右にも左にも広がっていて、圧倒的に素晴らしい風景だった。
進めば進むほど、岩山がより近く、より大きく、より格好良く見えてくるので、まだまだもっと登っていたいと思ってしまうほどだ。』
—2011.Aug.28 「無心のち煩悩」 より—

【第3位】 Sognefjell(ノルウェー)
再びノルウェーの道がランクイン。ヨトゥンヘイム国立公園を貫く有名な観光道路で、北欧道路の最高到達地点でもあります。峠付近では6月でもノルディックスキーを楽しむ人たちであふれていました。スキーヤーの横で漕ぐ自転車も粋です。

『峠の景色が毎日凄すぎるので、次は一体どんな道が待っているのかという期待のほうが大きくてブルーになっている暇がない。』
—2011.Jun.19 「ドラマティック・ノルウェー」 より—

【次点】 Vrsic峠(スロベニア)
ジュリアン・アルプスにあるスロベニア最標高の峠。ゴージャスな山々を見ながら上る峠は格別ですが、森深い谷間を見ながらの下りも最高です。

『静かで穏やかな夕方の光が、優しくスロベニアのジュリアン・アルプスを包みこんでくれていて、ブレーキを握る手だけは力んでいるものの、体がゆるゆると和らいでいく。』
—2011.Sep.14 「twinkling slovenia」 より—

ここはいったい全体どこのこと!?と詳しい場所を知りたい方は、各国のNOTEのGoogleMapを参照してください。
以上でヨーロッパ編前半のランキングは終わりです。
私たちは今、南米ペルーのアンデス山脈で標高4000mを超える峠の数々と格闘中です。
次回以降は南米編をお伝えします。


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