May,07,2010

メキシコに来たらぜひしたいこと、それはサーフィンだった。
メキシコは知る人ぞ知る、サーフィン天国。
北はバハカリフォルニアから、南のプエルトエスコンディードまで沢山のサーフスポットがある。
特にプエルトエスコンディードの波はメキシカンパイプラインと呼ばれていて、世界中のサーファーを魅了しているという。
まだまだ超初心者の私たちだけど、せっかくだからそんなメキシコでサーフィンをしてみたい。
というわけで、メキシカンパイプラインのプエルトエスコンディードはハードルが高すぎるので、
ガイドブック、ロンリ―プラネットでもお勧めだった、初心者~中級者向けの波があるというサンブラスへ向かった。

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May,04,2010

その日、いつものように宿のみんなとお酒を飲んでいたら、
ある旅人が“アグアスカリエンテスって街に行こうよ。”と誘ってくれた。
彼は、日本からメキシコへの飛行機の中で、その街に住むメキシコ人と知り合って自宅に招待されたらしい。
しかも招待してくれたルピタさんは、日本に長く住んでいたので日本語はペラペラだという。
さらにアグアスカリエンテスは、サンマルコス祭という年に一度の盛大な祭りの真っ最中だ。

彼がそのメキシコ人と出会ったのも、僕らがその彼と出会って誘ってもらったのも、その時が祭りの真っ最中なのも、全部ほんのちょっとした偶然なのだけど、
そんなちょっとした偶然が重なって、思いもよらない新しい出会いに繋がっていくのが旅の醍醐味だ。
もちろん全部が全部信用できる話ではないから、そこは慎重に鼻を効かせないといけないのだけど、
今回のお誘いはどうやら本当に幸運な出会いのようだ。
喜んで便乗させてもらうことにして、バスでアグアスカリエンテスに行くことにした。

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May,01,2010

メキシコでは色々とセンスのいいものに出会ってきたけど、
僕のお気に入りリスト第一位は、いつだって変わることがない。
土産物屋に入れば、他のものには一切眼をくれず(もともと僕はようこが驚くほど物欲がない)、こればかりを見て回っている。
メキシコの主役は、美しいコロニアルタウンでも、綺麗な民族衣装でも、美味しいメキシコ料理でもない。
絶対にコイツら、お茶目なガイコツたちだ。

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Apr,28,2010

膝が痛くてメキシコシティーまでバスでやって来たっていうのに、
毎日街中をほっつき歩いている。
宿にじっとしているのがもったいないくらい、メキシコシティーは楽しいところ。
メキシコシティーといったら、治安が悪いとか空気が汚いとかマイナスイメージが強くて、
あまり期待していた街ではなかった。
心配していた治安は、普通に出歩く分には全然危険を感じないし、夜に地下鉄に乗るのも問題はない。
空気は雨季が始まったからか、すっきり青空が見えるし、大都市の割にきれいな感じさえするくらい。

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Apr,25,2010

重い腰をあげてオアハカを出発した翌日、ようこの膝が突然痛みだした。
初めて傷める箇所だったので、大事を取って病院に行こうと、急遽バスに乗り込んで一気にメキシコシティまでワープすることにした。
こんな緊急事態の時は、メキシコのような先進国にいることが本当に助かる。
これがもしアフリカだったら、まずバスの値段交渉から始まって、自転車運搬代でドライバーと大喧嘩し、自転車が傷つかないようにバスに乗せることに神経をすり減らし、いつまでも発車しないバスにいらいらし、到着したら案の定自転車が痛んでいてがっくり落ち込むのだろうと、もう想像するだけでぞっとする。
その点メキシコのバスでは値段交渉なんていらないし、時刻表どおりにバスは発着するし、自転車だってフルパッキング状態のままバスの荷物入れにひょいと乗せてくれるし、追加料金だってかからない。
バックパックを預けるのと全く同じように、あっという間にバスに乗ることができる。

普段の移動のときだったら、アフリカの様な無秩序さが意外と楽しくて、メキシコのシステマチックさに物足りなさを感じるのかもしれないけれど、こういう緊急事態の時には交渉事を楽しんでいる余裕なんてない。
もうメキシコの素晴らしいシステムに感謝しきり、感激しきりだ。

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