May,13,2010

「うーん、美味いっ!」

美味しいんだけど、ちょっと肉々しくて、もうすっかり飽きてしまったメキシコ料理。
そんなわけでメキシコシティーでは宿で自炊ばかりしていた。
でも一旦自転車を漕ぎ始めたら、飽きていたなんて嘘みたいにメキシコ料理が美味しく感じる。
「うーん美味いよ、ほんと。」

もう何度も書いたかもしれないけど、
自転車に乗ると何でも美味しく感じる。
久々に自転車にまたがって、エネルギーを使いまくって、
ガソリンのように食糧を食べることの爽快さを思い出した。
喉に通るもの何もかもが美味しい。
コーラでしょ、ビールでしょ、それにアイスも美味しい。
どれもこれも自転車に乗らなかったら食べちゃいけないのかもしれないとすら思える。

3週間近く自転車を休憩して、膝の休養をしていたけど、
いいかげん回復したはずだろうと、前回膝が痛くなってしまってバスに乗った地点まで戻って、
メキシコシティーまで走ることにした。


近くの山も遠くの山もサボテンだらけ。


オアハカからテワカンの間にサボテンの山々が広がる。サボテンはメキシコならどこでもあるというわけではない。

久々だと筋肉がすっかり落ちてしまって、体中がぎこちない感じだけど、
汗をかくのは気持ちがいい。
それに食べ物が一段と美味しく感じられてハッピー。
田舎街の人々はよりフレンドリーで嬉しいし、
やっぱり自転車旅はいいね、と自己満足の私たち。

標高2000m地点から一旦1000mまで下がって、標高3200mの峠を越えてと、
なかなかのアップダウンな道のりだったけど、
サボテンだらけの中を走って興奮したり、瞬間最高時速が72kmに更新されたり!(速いでしょー。もちろん下りです。)、途中プエブラで美味しいモーレ(プエブラの郷土料理)を食べたりと、楽しいリベンジ走行でした。中米走行はこれでおしまい。メキシコは予想以上に広かったし暑かった!!。


遠くに見える山は標高6000m弱。標高3200mの峠を登る日の朝。峠は思ったほど辛くなかった。


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