勝手に中東ベスト３の第２弾は、食べ物編＆スイーツ編です。
美味しいものを食べている時が一番幸せな僕ら。ああ、思い出すだけでヨダレが・・・
中東アラブ諸国の料理は、国が変わってもレパートリーがほぼ一緒。もちろん美味しいのだけど、長いこと中東諸国を旅をしているとさすがに飽きてしまいました。
その点トルコ料理はバリエーションも豊富で、毎食楽しみ身だった。
胃が疲れたときにはパンとスープだけという選択肢もあって、三十路の僕らには嬉しかった。
そして中東のスイーツはとにかく激甘。砂糖の塊をシロップ漬けにしているのか？というほど強烈。
それを美味しそうにペロリと食べるアラブ人にも驚いたけど、この甘さにだんだんと慣れてきてしまう自分にも驚いた。
そんな中東の食事＆激甘スイーツの中から、厳選された品々をご紹介！
ところで食べ物の写真がどれもボケ気味ですが、我が家のカメラマンは食べ物を目の前にすると写真をゆっくり撮ってられない性分なので、ご勘弁を。
【食べ物編】
第１位：Umit Donerのイスケンデルケバブ（ガズィアンテップ、トルコ）
ドネルケバブにトマトソースとヨーグルトソースをかけてある食べ物がイスケンデルケバブ。
説明だけだと全然美味しそうじゃないけど、ドネルケバブの肉の油とトマトソース、
ヨーグルトソースがうまい具合に混ざってとってもリッチな味になる。
このケバブの下には、大きなクルトンのような、こんがり焼いて角切りされたフランスパンが敷かれていて、これが全てのたっぷりと吸い込んでいて美味しい！
ジャンキーな味が多いイスケンデルケバブなのだけど、ここのはとっても上品なお味。
第２位：ikinci Bahar Restaurantのサチタバ（ウルギュップ、トルコ）
地元民で混み合っていたこの店で、カッパドキア名物のサチタバを発見！
羊肉の薄切りと細かく刻まれたトマト、ピーマン、玉葱などの野菜たちが、小さな鉄板の上でジュージューとソテーされながら登場。
それを薄いパンで包み、自家製ヨーグルトソース、各種ペースト、サラダなどを入れて食べる。
お肉が柔らかくて美味しいのはもちろん、自家製ソースとの相性が抜群。
第３位：Hashem Restaurantのフムス（アンマン、ヨルダン）
アラブ料理から唯一のエントリー。
フムスとはヒヨコ豆のペーストで、アラブ圏ではとてもポピュラーな食べ物なんだけど、
ここのフムスは豆の味がしっかりしていて、ニンニクでパンチが効いていて、風味豊かなレモンソースとオリーブオイルでバランスが取れていて、とっても絶妙な仕上がり。
朝はパンにつけてチャイと一緒に、夜はフライドポテトにつけてビールのつまみとしても楽しめる。
野菜のディップにしても美味しそうだし、肉や魚につけてもおいしそう。
あの味を再現してみたいと強く願う一品。
次点：Onder Lahmacun Salonuのピデ（ガズィアンテップ、トルコ）
ピデとはトルコ版ピザのこと。
トルコのピデはどこも自前の釜で焼かれていて美味しいのだけど、ここのは格別。
例によってガイドブックの”Pizza never taste this good”というフレーズにやられて向かったこのお店のピデは、一口食べただけで世界がぱーっと明るくなったほどの絶品。
もう一度食べたいが為に、翌日の出発時間を遅らせようかと真剣に悩んだほど。
ん～、Pizza never taste this good!
番外編：Abou Tarekのコシャリ（カイロ、エジプト）
エジプト人でいつもににぎわうコシャリの名店。数あるコシャリ店の中でも一番のお気に入りで、しばらく食べないと中毒症状が出始めるジャンクフードの王様。
トマトソースの美味しさと、硬めに茹で上がったマカロニ、そしてたっぷりのオニオンフライが上手さの秘訣！？
【スイーツ編】
第１位：El Qobesiのマンゴージュース（アレクサンドリア、エジプト）
これぞ世界最強のマンゴージュース。死ぬ前にもう一度あれを飲みたい。
カイロにいる間ほぼ毎日食べていたアイスの名店。１回２スクープなので、マンゴー・ストロベリー・チョコレートのどれを組み合わせるか毎日真剣に考えた。
第３位：Bekdachのアイスクリーム（ダマスカス、シリア）
ソフトクリームのようなサーレップアイス。濃厚だけど甘みスッキリで、後味もさっぱり。
アイスの塊を手でちぎってはトレイに放り投げて作っている様子は衝撃的。
次点：マンスールホテル付近のカナーフェ（アンマン、ヨルダン）
中東版チーズケーキ。いつも大勢の男性客で大混乱のこのお店。
濃厚なモッツァレラチーズのような味と、いつも出来立てのとろりとした食感に、甘いものは普段あまり食べないひろもすっかりハマッた男殺しの甘味処。
さあ、お腹が空いてきましたか？
次回は最終回、自転車お勧めルート編です。
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