エジプトももうすぐ終わり。
中東料理にはもうさすがに飽きてきてしまったので、
アレクサンドリアのカフェでおいし～いクラブハウスサンドイッチを食べられたときには
ホーっと一息。

アレクサンドリアのDelicies。ここのクラブハウスサンドもカフェモカも美味しい。、無線ランが飛んでいるのでネットサーフィン中。

そして、カイロに戻ってきて自炊生活を始めて、肉じゃがやおひたし、アルデンテのパスタやさっぱりした野菜スープが食べられるのが毎日ウキウキするほど嬉しい。
年を重ねるごとに食に対して保守的になる気がする。
昔は１週間やそこらのパックツアーの海外旅行で和食が出ることをえらく馬鹿にしていたけど、
今はなんとなく理解が出来る気がする。
３０代の今はまだ１ヶ月くらいは現地のご飯が続いても頑張れるけど、
きっとあと２０年後には３日で和食が恋しくなるに違いない。

食事はパッとしなかったエジプトだけど、
フルーツジュース＆アイスはとびっきり美味しかった！！
食べ物のことを書きすぎて、もはや自転車旅ではなくて
グルメ旅をしてるのかと言われたりもする今日この頃。
本当は自転車旅がメイン。
でも食は人生のメインです。

☆El Qobesiのマンゴージュース（アレクサンドリア）

ストローが差してあるけど、実が多すぎてストローなんかじゃ吸えません。気絶寸前の美味さをぜひ試しに行ってください。

トロっとした実がたっぷり入ったジュースは、
もはやジュースの域を超えて完熟したマンゴーをそのまま食べているみたい。
１口目は「うむ、おいしい。」
でもカイロで飲んだマンゴージュースもとても美味しかったから、体がよじれるほど美味～いと感じなかった。
それなのに、２口目、３口目と飲めば飲むほどじゅわっと口に広がる上品なマンゴーの
味にもう虜。
「ううう、美味い。」
ビールジョッキ一杯分飲み干すころには口中どころか脳みそや食道までマンゴー浸し。
もう完全にノックダウン。
特に３回目に飲んだものは、もう一生こんなに美味しいものに出会えないかもしれないと思ったほどのもので泣きそうになった。
（ちなみに２日で４回飲みました。）

ここのイチゴジュースも凄かった。
これはジュースではなくて、もはやジャム。それも超高級ジャム。
あまりに濃厚すぎてビールジョッキ一杯飲むのは大変だったほど。
そもそもフレッシュいちごジュースなんて初めて見た。
きっとジョッキ一杯にイチゴ３パック分くらい使ってるぐらいの贅沢品。
それでもやっぱりマンゴーには勝てないかな。

※ここのジュースは高級で１杯４～５ポンド（６６円～８０円）
普通のジュース屋さんは１杯１．５ポンド位から。

☆El Abdのアイスクリーム（カイロ）

夜にもなるとアイスを求めて２、３０人のひとだかりになることも。並ばないエジプト人相手に戦うのは辛いので朝から昼過ぎが空いていておすすめ。

エル・アブドゥのアイスの周りにはいつも人だかり。
ここのアイスもかなりヤバイ。
特に好きなのはマンゴー、チョコレート、ストロベリー。
日本でよくある嘘くさいマンゴー味なんか想像しちゃだめ。
完熟マンゴーをふんだんに使っているゴージャスな味。
チョコレートはエジプトの何処にこんな美味いチョコを隠していたの？
というほど濃厚かつビターで最高。
ストロベリーもいちごが一番おいしい瞬間につぶして固めました！という味。
どれも甘みのバランスも素晴らしく、
こんなに最高なアイスがなんと２スクープ２．５ポンド（４０円）。
毎日食べてもまだ食べたい。

☆色々なフルーツジュース屋さんのコクテール。

お店によってだいぶ味も変わるので色々と試すのが楽しい。

言ってみれば全部フレッシュフルーツのパフェみたいなもの。
千疋屋で食べたらきっと１５００円くらいはしそうなパフェのようなもの。
お店によって、季節によって入っているものが違うのだけど、
私が食べたものはストロベリー、バナナ、メロン、マンゴー、ナシ、りんごが
コンフィチュール状になっていたり、細かくカットされていたり、色々と食べやすいように、
見かけがいいようにビールグラスに盛ってあって、見て楽しく、食べて美味しい。
フルーツジュース屋さんの冷蔵庫には色とりどりのコクテールたちが並んでいて、
つい目に入ると食べたくなってしまう。
食べているときに一番贅沢気分を味わえる一品。
なんと１杯２ポンド（３３円）。

トルコの食とエジプトのデザートが合わされば最強なのになぁ。