Nov,03,2011

いよいよ未舗装区間が始まった。私たちの選んだリマからクスコまでの約1100kmのルートの半分は未舗装区間で、アンデスの山々を登ったり下ったりのジェットコースターのようなルートになる。
未舗装区間はもはやメインルートではないので、地図を見てもか細い線でしか結ばれていないし、標高のアップダウンの記録を見ると、今までに見たことのないような尖り帽子が並んで売っているような図で、不安にもなる。
いったいどんな道が待っているのだろう。どんな過酷な日々が続くのだろう。
ドキドキもするし、わくわくもする。

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yoko | Peru
Oct,31,2011

リマからクスコに向かうには、海岸沿いを経由する道と、いきなりアンデスに突入する道とがある。
前者は平坦な舗装路、後者は激しい山道な上に未舗装路。
どちらを走るかなんて悩むまでもない。もちろん山道だ。

ペルー・ボリビアは2001年に続いて2度目の訪問。すでに前回の旅でマチュピチュをはじめとするメジャーな観光地は訪れているので、今回はあまり観光地に行く予定はない。
今回のペルー・ボリビア編のテーマは、ずばり「自転車で走る」こと。
だから平坦な道を選んでもしょうがないので、激しくも楽しい道を選んで「走る!」のです。

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hiro | Peru
Oct,28,2011

ワラスからリマに戻り、いよいよ自転車旅を再開だ。
でもその前に、リマで必ずしなければならないことがある。
買い出しとか自転車の整備とか観光とか、そんなことは二の次。
10年前に初めてペルーを訪れた時に二人して惚れこんだ、あいつを食べないと。

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hiro | Peru
Oct,25,2011

野宿というのは山の中であれ、人里近くであれ、どちらにせよドキドキする。
北海道の山で寝るときは熊にビビる。
自転車中に野宿するときは強盗にビビる。
今回のようにひっそりと山の中でテントを張るのもうれしくもあり、緊張もする。
自分がどうしようもないチキンであることはこの自転車旅3年間ですっかりと実証済みだ。
誰になんと言われようと怖いものは怖い。
でも幸い諦める能力も高いようで、さんざん最悪の事態をシュミレーションしてみたりした後は「えいっ」と諦めスイッチを入れて寝ることができる。これは備わっててよかったと思う自分の中の機能のひとつだ。

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yoko | Peru
Oct,22,2011

テントの小窓からチロッと外を見た。
アルパマヨ山と満月が輝いて見えた。
「やったー、晴れてる!」
朝はなかなか寝袋から出れないのに、今日は1秒で寝袋から飛び出して、慌ててテントを開けて外に出た。「朝焼け見れるかなぁ」

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yoko | Peru
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