Jul,06,2013

キリスト教世界三大巡礼地のひとつ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。
サンティアゴをゴールに定めた以上、やはりベタベタにサンティアゴ巡礼路を走って到着したい。
サンティアゴ巡礼路はスペイン北部を横断するフランセス・ルートが一番有名だけど、実際はヨーロッパ中に巡礼路が網の目のように張り巡らされている。
僕らはめちゃくちゃ混んでいるというフランセス・ルートを避け、サラマンカからVia de la Plata(銀の道)と呼ばれるルートを通ることにした。

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Jul,03,2013

久々にスペインに戻ってきた。
フランスとドイツ、スイスとイタリアは隣合っていても「似ている国」と思う人は少ないはずなのに、なぜかチリとアルゼンチン、スペインとポルトガルは「似ている国」として認識されやすい気がする。
行ってみると結構違う。
そしてそんな小さな違いの数々を肌で感じられる自転車旅はなんて素敵な旅の手段なんだろうと、国境を渡る度に感じる。
今回のポルトガル-スペインの国境越えで、自転車旅での国境越えは最後。
最後の最後まで自転車旅で良かったと思わせてもらえる何だか嬉しい国境越えだった。

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Jun,30,2013

私たちの赤裸々な日常をつづったチャリダー日記、ポルトガル編Vol.2。
今回は、リスボン再出発から、トマール、シエラ・エストレイア山脈、グアルダを経て、スペインのサラマンカに到着するまでの走行の日記です。
なお、GoogleMap、標高プロファイル、距離一覧表、簡単なホテル情報をNotesにまとめてありますので、そちらも参照して下さい。
ポルトガル編
スペイン編

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yokoandhiro | Diary, Spain&Portugal 2
Jun,27,2013

リスボンを再出発したときは息が切れすぎてどうなるかと思った重い体も、
数日山道でアップダウンを繰り返しているうちに、だいぶ前のように身軽に漕げるようになってきた。
ポルトガル前半戦では「平地つまんなーい。飽きる!」と文句を言っていたのが懐かしいくらいに、後半戦は毎日ちまちまと登っては下る。
「ああ、太ももが、、」と毎日筋肉痛の太ももをいたわりながらも、顔は笑顔だったりする。
私ってそんなにマゾだったのか?

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Jun,24,2013

リスボンからもサンティアゴ巡礼路は整備されているのだけど、平坦な海岸線沿いを走ってもつまらなそうなので、スペインのサラマンカまで戻って、そこから山道を越える巡礼路を走ることにした。

リスボンまで走ったポルトガル前半戦は、ひたすら低地を走ってきたこともあって、あくびを噛み殺しながら走るほど単調な日々だった。
でもサラマンカに向けて走った後半戦は、「うわあ!」と叫びたくなるような絶景ではないものの、緑の深い風景と爽やかな気候と快適な舗装路とで、毎日気持ちのよいサイクリングが続いた。
多少アップダウンが多くなってきたものの、平坦な低地を走って距離を稼ぐだけよりは全然気持ちがいいので、全然苦にならない。やっぱり僕らは平地よりも山が好きなのだと改めて思う。
それに両親とお腹いっぱい観光地巡りをした後なので、もう街を観光する必要はない。
なるべく交通量の少ない田舎道を選びながら、のんびり走ってさっさと終わらせるユルユルな日々。

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