Jan,30,2010

キューバの田舎はとってものどか。
街を抜けたらあっという間にサトウキビやコーヒーやプランテーションになる。
そして何よりのどかさを演出しているのが馬車とカウボーイたち。

農作物を載せていたり、農民たちを職場へ送っていたりするのが馬車。
荷物を載せている馬車は他の国でも見たことはあるけど、
人を乗せている屋根付きの馬車は今まで見たことがなかったから新鮮だし、
歩いたほうが早そうなチンタラした馬車に乗って、のんびり世間話に花を咲かせている人たちを見ると気持ちがほっこりとする。

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yoko | Cuba
Jan,27,2010

この国に来て一番悲しいことが、
子供たちが笑ってくれないことだ。
まだ1週間しかいないけど、
街であろうと、田舎であろうと、子供たちが私たちに向けて笑ってくれたことがない。
こんな国は今までで初めてだ。
金くれ攻撃がひどかったマラウィでさえ、笑いかけてくれた子供たちはいたのに。
ちびっこからティーニーまで笑ってくれるどころか、どこか冷たい視線を受けることのほうが多い。
子供や若者たちに笑いかける度に無愛想な冷たい視線が返ってきて、ひどく悲しい気持ちになる。
それに若者たちが全体的に覇気がない感じで、エネルギーに欠けている感じがする。

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yoko | Cuba
Jan,24,2010

いやあ、食べるものがない。
毎日100km近く自転車を漕いでいるというのに、僕らが食べているのはパンばかり。
別にお金をケチっている訳ではない。むしろ僕らは食べ物には全然ケチらない方だと思っている。
ケチっているのではなくて、パン以外にオプションがないのだ。
恐るべし、キューバ。

社会主義国家キューバには、どうやら外食という文化はないようだ。
一応レストランもあるのだけど、外国人しか相手にしていない所ばかりで、入る気にならない。
ストリートフードを探して街を散々歩きまわっても、あるのはパン屋とピザ屋とケーキ屋だけ。
ピザといってもチーズしか乗っていないから、結局パンを食べているのとあまり変わらない。
ケーキはかなりドギツイ色をしていて、さすがに食べる気にならない。
だから僕らが食べているものは、結局いつもパンばかり。
朝はパン、昼もパン、自転車を漕いでいてもパン、街で休憩していてもパン。
田舎の村ではそのパンすらなく、食べるものが何も手に入らないことだって多い。
こんなに力が出ない自転車旅も初めてだ。

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hiro | Cuba
Jan,20,2010

ハバナまで空港から25km。
のんびりした農園が続くのかと思いきや、あっという間に街中に入ってしまった。
何よりも驚いたのが、走っている車。
キューバは年代物のクラッシックカーが走っていると写真で見て知ってはいたけど、
クラッシックカーっていうか化石級の車が走ってるっていうか動いてる。
もちろん排気ガスだって化石級。
明らかに体に悪い色をした排気ガスが充満していて頭がクラクラする。
ギシギシ、ミシミシ、ガタガタと今にも壊れそうな音の中から、
チュッチュチュと音がする。
「何だろう」と振り返るとトラックの中からおじちゃんがこちらに投げキッスをしてる。
気付いて手を振ると、おじちゃん満面の笑み。
素敵な国かもしれないね、キューバ。

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yoko | Cuba
Jan,17,2010

成田を出てメキシコシティーへ飛び、飛行機を乗り換えてカンクンに着き、
着いて10分もしないうちに、出発時間ギリギリのキューバ行きのチケットを手に入れた私たちは、
追い立てられるように再び飛行機に乗り込んだ。
乗り込んだときには既に出発時間。
カンクンの空港に1泊するか、市内で1,2泊してからキューバへ向かおうと思っていたのに、
あまりにもドタバタな展開に、「旅に出てきたんだ!」と実感した。

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yoko | Cuba
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