Jan,20,2010

ハバナまで空港から25km。
のんびりした農園が続くのかと思いきや、あっという間に街中に入ってしまった。
何よりも驚いたのが、走っている車。
キューバは年代物のクラッシックカーが走っていると写真で見て知ってはいたけど、
クラッシックカーっていうか化石級の車が走ってるっていうか動いてる。
もちろん排気ガスだって化石級。
明らかに体に悪い色をした排気ガスが充満していて頭がクラクラする。
ギシギシ、ミシミシ、ガタガタと今にも壊れそうな音の中から、
チュッチュチュと音がする。
「何だろう」と振り返るとトラックの中からおじちゃんがこちらに投げキッスをしてる。
気付いて手を振ると、おじちゃん満面の笑み。
素敵な国かもしれないね、キューバ。

ハバナはとてもカラフル。
ビビッドではなくて、色とりどりの古ぼけたパステルカラーがかわいい。
何年もかけて何層にも塗った壁の色が全体的に剥がれていて、それが
なんともいえない色のパズルのようになっている。
隣り合った全ての家の壁がそんな感じなもんだから、
街はパレットをひっくりかえしたかのような色の海。
色好きな私としては歩いているだけで幸せな気持ちになる。

この街で2日ほど休憩して、自転車旅を開始する予定です。


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