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Jan,17,2010

成田を出てメキシコシティーへ飛び、飛行機を乗り換えてカンクンに着き、
着いて10分もしないうちに、出発時間ギリギリのキューバ行きのチケットを手に入れた私たちは、
追い立てられるように再び飛行機に乗り込んだ。
乗り込んだときには既に出発時間。
カンクンの空港に1泊するか、市内で1,2泊してからキューバへ向かおうと思っていたのに、
あまりにもドタバタな展開に、「旅に出てきたんだ!」と実感した。

キューバの首都ハバナに着いたのは真夜中だった。
お得意の、空港で1泊。
前に空港で泊まるのは結構好きと書いたけど、
今日のようにヘロへロに疲れているときにはあまり楽しむ余裕はない。
それにカンクンに着いたら晩御飯!と思っていたのに、すぐに乗り換えでご飯も食べられず、
ハバナ行きの飛行機は国際線にも関わらず機内食は出なかったので、
お腹もぺこぺこ。
社会主義国キューバ、ハバナの空港にはろくな食べ物も売っていないし、
モスクワ空港を彷彿させる(私が行ったのはもう15年近く前だからその当時のイメージ)、
薄暗い空港にテンションも上がらず、ひっそりと自転車の箱と箱の間で朝を待った。


箱と箱の間で交互にうずくまって仮眠をとる哀れな図。

朝がやってきて、
薄暗かった空港が、朝日が降り注ぐ、なんとも爽やかな空港に早変わりした。

キューバのイメージは、葉巻をくわえたおじいちゃん、野球、さとうきび、ラム、
社会主義、チェ・ゲバラ、サルサ、ブエナビスタソーシャルクラブくらいしかない。
知らないところへ入っていくワクワク感は、旅の最大の醍醐味。
バックパックの旅でも、充分にこのワクワク感を感じることが出来るのだけど、
自転車の旅は、もっともっとワクワクが増える。
もちろん不安もあるけれど、不安だった分だけ、知らなかった分だけ、感動は大きい。

キューバはどんな国なんだろう。
どんな人たちと出会えるんだろう。
どんな1カ月が始まるんだろう。

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