Jul,26,2012

ヨーロッパ再会シリーズのラストはスイスのフリブールに住む、タジキスタンで出会ったラファエルと、ラファエルの紹介でアルゼンチンで出会ったゲイツ&ナディ-ンのカップル。
マドリッドのタミー&ダニィ、カンヌの琴子、エクス・レ・バンのエリザベス&ザビエルと、今回のヨーロッパも嬉しい再会ばかりだった。


モンクヘッドという前菜チーズ。自分でくるくる回して花びらを作っていくのが楽しい。

ラファエルと出会ったのはもう2年も前。教師の彼は毎年夏休みは3か月ある。
日本と違って休み中は子供たちと同じでずっと休み。つまり夏休み3か月プラス他の休暇もいろいろとあるわけで1年の3分の一以上休み。ほんとに羨ましいかぎり。
そんなラファエルは毎年のように3か月ほどのサイクルトリップへ出かける。
私たちがペルーを走っているときにラファエルから「おれの友達が同じところらへんを走っているからコンタクトをとってみなよ」と連絡があった。
それがゲイツ&ナディーン。ほぼ同じルートを走っているものの彼らが少し先でなかなか会えなかったのだけれども、あるときチャンスがやってきてアルゼンチンでとうとう出会えた(そのときの記事はこちら)。
彼らと過ごしたのはたったの2日だったのだけれども、驚くほど気が合って、機関銃のようにしゃべりまくって、たった2日とは思えないくらいなんだか一緒にいた気がした。
今回再会して「はぁ、やっぱりこの人たちとは気が合うわぁ」ってしみじみ感じられたのがものすごく嬉しい。


手前がゲイツ。右からナディン、ラファエル、パトリシア、ひろ、イブ。

彼ら3人には頭が上がらないほどお世話になった。
これからインドってことで自転車と装備の立て直しをいろいろと手伝ってもらって、
あっちやこっちやと街中を駆け回ってもらった。
やらなきゃならないことが山ほどあるんだけど、話したいことも山ほどあって、
ちょっと話し出したらすっかりと話し込んでしまったりして、慌てて仕事に戻ったりもした。
そこは日本人とスイス人。やることをリストアップして、しっかりミーティングチックなこともして、
スムーズに事が運ぶように段取りすることを怠らない。
すっかり南米モードだった私にはそんなことが意外と新鮮だったりもした。


伝統的なチーズ料理、ラクレット用のチーズ。奥にある卓上オーブンでとろとろに焼いて食べる。


そろそろとろけ始めたころかしら。

6日はあっという間に過ぎてしまった。
ゲイツのおばあちゃんちへ伝統的なチーズ料理を食べに行ったり、彼らの友達たちとパーティーしたり。ラファエルとその彼女パトリシア、ゲイツ&ナディーンとはほぼ毎晩一緒だったわけだけど、
何より彼らと過ごした時間が貴重で温かい素敵な時間だった。
同年代の彼らとはこれからも同じようなスタンスで成長し影響し合っていきたいなと思う。
2週間のスイス滞在のうちほぼ半分は彼らと過ごしたので、すっかりスイスの印象は友人との再会で終わってしまった気がする。
スイス、個人的にはあまり印象的ではなかったのだけど、それでも世界のスイス、スイスアルプスは奇麗だったことには間違いないと思う。
ただちょっと趣味に合わなかっただけのこと。


見ただけでこれは上手い!とわかるラクレット。この熱々とろとろチーズをジャガイモの上にかけて食べます。


ビバ、ラクレット!


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