Sep,25,2010

「イランは美しい?」
イラン人は挨拶の次には必ずこの質問を投げかけてくる。
ペルシャ語の数字を覚える前に「美しい」という単語を覚えざるを得なかったくらい、
この国では「ガシャーン(美しい)」は頻出単語だ。

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yoko | Iran
Sep,22,2010

最近他の旅人から、2年も旅をしていて旅に飽きたり疲れたりしないの?と良く聞かれる。
そりゃあ2年間も毎日ハイテンションでいられる訳がない。
でも僕らはラッキーなことに夫婦二人で自転車旅。
触れあいメインの自転車旅にちょっと疲れてきたら、自転車を置いて観光メインのバックパック旅を楽しむことができる。そして旅にも少し疲れてきたなと思ったら、居心地の良い宿に長居してちょっとした日常生活を過ごすこともできる。
自転車モードと観光モードと生活モードをほど良くミックスできるので、どのモードでも常に新鮮な気持ちで過ごせている。

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hiro | Iran
Sep,19,2010

イスファハーンの夜は毎日忙しい。

特にラマダン(断食の月)だったこともあって、昼の街は静まりかえっているのに、
どこに隠れていたのか、夜には人々がわらわらと外に出てきて、
昼時は閉まっていたレストランやスナック屋、アイス屋やジューススタンドも次々と開店して、
街はすっかりと賑やかになる。

夕暮れどきになるとイマーム広場も沢山の人々が集まってくる。
日没時のアザーンが街に鳴り響き、
私たちツーリストが、美しいイマーム広場がいっそう美しくなる瞬間を楽しんでいる頃、
イラン人たちは芝生にシートを敷いて、鍋やかん、ガスコンロに毛布やまくら、
何やら色々詰めたバスケットを次から次へとそのシートへ運んでいく。
まるで日本のお花見時期の場所取りのようにシートが色々なところに敷かれていて、
お父さんがポツンと座って待っていたりする。
アザーンが終わったころには、シートのうえにはすっかり食卓が用意されていて、
断食をしていた人も、こっそり家で食べていた人も、食べられることに感謝して
ディナーを始める。

夜のピクニックの始まりだ。

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yoko | Iran
Sep,16,2010

イランは数ある行ってみたい国の中でもいつも上位にある国だった。
そして、その中でもイスファハーンはずっと憧れの街だった。

今まで出会った旅人は、口をそろえてイランはいい国だよと言った。
絶対にイランが好きになるからって太鼓判も押された。
けど、
正直なところイランに来て10日、
まだイランのどこがいいのかさっぱり分からなかった。
スーパーフレンドリーなタジキスタンから来たからか、
ちょっと都会的なイラン人たちは、もちろん親切な人もいるけど、
みんなが言うほどフレンドリーには感じなかったし、
マシュハドやヤズドはただの都会で、もちろん観光名所はあるものの
なんだか何処もパッとしなかった。
期待を大にして来たイランだけど、なんだかテンションがどんどん下がる一方で、
ガイドブックや地図と睨めっこして、次の行き先を検討しようとしても、
なかなかルートが決められないでいた。

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yoko | Iran
Sep,13,2010

タジキスタンから飛行機に乗って一気にイラン北東部の街マシュハドまでやってきた。
イランに入ってまず驚いたのは、中央アジア諸国に比べて物凄くインフラが整っていることだ。
道路はつるつるピカピカに舗装されているし、トイレはどこも綺麗な水洗だし、電気は当たり前の様につくし、街のいたる所にごみ箱があるし、水道水だって飲める。
これだけインフラがきちんと整備されている国に入ると、心も体もやっぱり安心する。

中央アジアで大暴れしていた僕の体内細菌たちも、これだけ清潔な国なら長生きできないはずだ。
実際、マシュハドでは相変わらず体調が悪かったけど、
マシュハドからバスでイラン中央部のヤズドに移動したころには、すっかりお腹も治って元気になった。
さあ、改めて自転車再開だ。目指すは300km先のイスファハン!

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hiro | Iran
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