Mar,28,2012

Rio de Janeiro、「この街スキ!」ってバスターミナルから市内へ向かう途中に思った。
青い空、開放的なビーチ、雰囲気のある建物、陽気な空気。
バスの窓からへばり付くように外を眺め続けた。
これがみんなが危ないっていうリオ?


リオの治安の悪さはブラジルでも世界でも有名で、
これからリオに行くっていうと誰もが口を揃えて「気をつけてね」と言った。
どれだけ恐ろしい街なんだろうって、弓場農場でのノホホン生活にすっかり慣れてしまった私たちはかなり緊張&厳戒態勢でやってきた。
私は旅に出て3年半経ってもどこまでもチキンで、怖いところは嫌いなのです。


宿は比較的安全といわれているコパカバーナ地区に取り、バスを降りてキョロキョロしながら宿へ向かった。
あれ、アレレ?ここって地中海ビーチの街だったっけ?
そう錯覚してしまうほど、ゆる~くて明るい雰囲気が漂っている。
街行く人たちにも緊張感がない。
バスのガラス越しの雰囲気と違わず、リアルな街も思わずステップでも踏みたくなってしまうような
陽気な空気が流れている。夕方の優しい光が人々の笑顔を柔らかく照らしている。
「この街いいぞー!」とさっそくながら厳戒態勢解除。


ちんちくりんな感じで格好悪い近代的ビルばかりなのだけど、リオの明るい雰囲気と妙にマッチする。

たった4日しかなかったものだから、久々に宿にいる間を惜しんで街を歩き回った。
いい感じにくたびれたコロニアルな建物と、ちょっと忙しそうに建ち並ぶ近代的建築物とがうまくミックスしたセントロは混沌としていて、久々にウロウロ歩きが楽しかったし、
開放的なビーチは大都会にいることを忘れそうなくらいビーチビーチしていた。
空は広いし、海もきれいだし、ここやそこやでビーチバレーやビーチサッカーを楽しそうにしている人たちがいる。都会の窮屈さからパァーっと解放される。
そういえば、リオのビーチといえばブラジル女子の素敵なお尻がいっぱい見れると思って二人で期待していたんだけど、思いのほか美尻ガールは少なくてがっかり。
ブラジル人の水着はどんな体系でも構わずTバック
あららーと思わず目を反らしたくなるようなおばちゃんのでっかいお尻のほうが多かったな。


右を見ても左を見てもナイスバデーかと思っていたんだけど、現実そう甘くはなかった。

そしてリオを美しい街にしているのはビーチだけじゃない。デコボコのある地形、リオはナイスバディなのだ。デコボコが必要なのは女子だけじゃないのねって思う。
そんな美しいリオの街を夕暮れ時山の上から眺める。
はぁ、ロマンチック。


リオの地形は情緒豊かでロマンチック

リオは夜も楽しい。
タクシーに乗って帰ってこなきゃならないような夜遊びは基本的にはあまりしないのだけど、
リオでは音楽を聞きに行きたかったので夜も忙しかった。
もっと音楽聴きに行きたかったし、もっとビーチ沿いを散歩したかったし、もっともっと街歩きしたかった。
パリ以来の大ヒット都市リオデジャネイロ。
田舎暮らしも楽しいけど、都会もいいねと思ったのでした。



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