Jun,13,2011

ノルウェーにとうとうやってきた。
空港3連泊だったけれど、いったい何時間かかってここまでやってきたのか実際のところよく分かっていない。飛行機の中でも、ロンドン、イスタンブール、リガと乗換の空港でもできるだけ寝ていたけれど、3日間寝ていなかったみたいに体がふわふわしていていた。
思考能力は最低レベルではあったけれども、とりあえずノルウェーの最初の第一歩の決断、
「首都オスロはスルーしよう!」という大きな決断を下した。
空港から北へ300kmほど先のドンバシュというところまで電車に乗る。
時刻表に自転車マークが付いている電車には自転車も載せることができる。荷物を付けたまま気軽に載せられて、自転車先進国ヨーロッパに来たことを実感した。
電車は静かで快適で、車両に無料Wifiも飛んでいて、大きな窓からは想像していたヨーロッパの田舎の風景が続く。濃い新緑の森、日本でもよく住宅雑誌で見るようなこれぞ北欧住宅というような家々、真っ青な空、壁のような岩から勢いよく落ちている滝、もこもこデブデブとした羊たちがまるで紙芝居のようにつぎつぎと窓の外に現れる。
ふわふわとした頭の私はぽかーんと口をあけたまま、目の前を忙しく通り過ぎる景色をひたすら追いかける。
あー、わたしとうとうノルウェーに来たんだ。
3時間ほど乗っていよいよ降りるという頃に、やっと実感が湧いてきた。


荷物をつけたままホームに降り、そのまま電車の貨物車両に載せ、電車を降りたらすぐにそのまま乗っていける。ストレスフリー!!

ドンバシュは小さな村だった。
村の中心は実にコンパクトで、ガススタンド、スーパー、ツーリストインフォ、カフェが大きな駐車場の中に整然と並ぶ様子は、高速道路のサービスエリアのようだ。
まずは今日からの食糧を買わなくてはならない。
物価が高いという噂のノルウェー。ファーストフードを食べても2,3000円するとか、ビールが一本600円するとか、怖い話を聞いて相当びびってやってきた。日本からジャムや調味料、数日分の食糧などを持ってきた。
海外では手に入りにくい日本食材を持っていくことはあっても、日本のほうが安いからと重量ぎりぎりまで食糧をカバンに詰めて持ってくるといことはこれが初めてだった。
いっぱい持ってきたつもりだったけど、ノルウェーまでの移動で結構食べてしまったのでさっそくノルウェーで購入しなくてはならなくなった。この国を旅する以上この国のものを消費するしかない。
手に汗を握ってスーパーに立ち入った。


まるでおとぎの国の話の中のような景色を走る。

両手いっぱいに買い物をしてニヤニヤしてスーパーから出てきた私を、ひろが心配そうにスーパーの入口で出迎えてくれた。
あまりの高さにおかしくなっちゃってヤケ買いでもしちゃったのでは?と思ったのかもしれない。
不安そうな、困ったような顔をしているひろの顔を見たらおかしくなった。
実際のところ、日本よりも高いものももちろんあったものの、日本より少し安いかほとんど同じような価格だった。円高は日本経済にとってはよくないけれど、私たち旅するものにとっては本当に助かっている。2年まえには1クローネ20円だったのが今は1クローネ15円。これだけでだいぶ違う。
いやーそれにしても、ホッとした。
ホッとしすぎてついつい買いすぎてしまったのだけど。
今日は買い物をしたら仕事終了。
早くテントを張って、寝たい。
久々にゆっくり寝たい。


世の中のお母様方がぜひ住みたい家に選びそうな家々。

快適なキャンプ場は二人で1500円。
悪くないんじゃないノルウェー。
とりあえず滑り出し好調。
安心して3日分の睡眠についた。


ノルウェー物価の一例。スーパーで買い物する限りはそんなに高くない。


ノルウェーはキャンプ場探しには全く困らない。走ればキャンプ場にあたる。


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