May,25,2011

バリで身分不相応の生活を送っています。

朝チュンチュンとかわいい鳥たちのハーモニーで眼ざめ、広いテラスに朝食が運ばれてくるのを待ち、
のんびりとお散歩に出かけて、我が家のテラスで緑眩しい田園風景を見ながらキンキンに冷えたビールをプハッといただく。
お散歩から帰ってくると部屋はビシッときれいに掃除されていて、冷っとして気持ちがいいタイルにぺちゃっと座り込みながらヨーロッパ走行の計画を立てたり、家でも滅多に座ることもない書斎デスクで撮りためたパタゴニアの写真の整理などしたりする。パソコンの画面で眼が疲れたら書斎デスクの向こうのバナナやドリアンの木々と田園風景を見て休憩をする。
バスタブに浸かって、大きな窓の向こうに見える緑の景色を楽しむのもよし。
うーん、まるで作家にでもなった気分。

こんな印税生活のような贅沢な暮しがなんと2人で1日2500円也。
相当気に入っています、このお部屋。
気に入り過ぎて最近では散歩の時間もどんどん短くなって、ほとんど部屋から出てません。
部屋にいるのに壁いっぱいの大きな窓や高い天井、テラスの前に広がる景色に奥行があって開放感があるので全く窮屈な感じがしない。部屋にミニキッチンに冷蔵庫もあるからいつでも飲んで食べれるし。今回のバリ島に来た目的がヨーロッパの計画とパタゴニアの写真の整理をメインにのんびりするということもあって、目的が十分に達成されています。
せっせとヨーロッパのことをググってみたり、ヨーロッパの友人たちとスカイプで電話してお勧めを聞いてみたり、昼寝したりしているうちにあっという間に真夜中になっていたり。


見て!こんな素敵な部屋が2500円なんてありえません。

唯一このバリ生活に不満があるといえば食事とお酒。
まずくはないのだけどバリの食事は何かと脂っこくて甘いし、バリエーションに富んでいない。
ローカルな食堂では100円以下で食べられるのは安くていいのだけどね。
外国人用のレストランもバリ島の価格としては高いものの一人3,400円あれば食べらるから悪くはないのだけど、特別美味しいわけでもないし、そこまでして食べたいものもない。
自炊するより食堂で食べたほうがトータルで安かったりもするので、結局お腹が減るとローカル食堂へ餌を食べに行く感じ。ここにタイの屋台料理があったら無敵なのになぁ。
なんて、ご飯が食べられることが幸せ!の自転車生活を忘れないようにしなくては。
感謝感謝。
でももう一つ文句。バリ、お酒が高すぎます。
600mlのビールが200円もする。こんなに毎日ビール日和なのに、グビグビといけないのが不満。
これはかなり不満だけど、たいして動いてないのに飲むべからずということで健康にはいいのでしょう。


庭に出て部屋をのぞむ。庭にはドリアンやマンゴーやバナナが植えられていてとても豊か。

そんなこともバリのノンビリとした良さや、バリ人の宗教と密接した美しい文化、緑深い美しい田園風景に比べたら本当にちっぽけなこと。
長い旅だとついつい毎日の出費を気にするけれど、短い休暇ならば美味しいレストランでどどーんと食べ、ビールもグイグイといけるので、バリはGWなどの休暇に最高の場所でしょう。
結局今回のバリ島訪問はウブドだけで終わってしまいそうです。
今度はぜひ自転車で来てみようかなと思わせてくれる、いい島バリです。


天井も高いし窓も大きいし、一日中部屋にいられる快適な部屋に大満足。


毎日のものすごいスコールが降った。


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