May,08,2011

この2年半でイスタンブールに3回も来ることになろうとは思ってもみなかった。
イスタンブールはいつ来てもブルーモスクの美しさにハッとする。
何度も同じような写真を撮っているのは分かっているのに、カメラを向けずにはいられない。
相変わらず、イスタンブール特有の日本語を上手に喋る商人たちや隙あらば日本人をひっかけようとする輩たちはウザいのだけど、
小さなロカンタ(食堂)に入って、いつものレンズ豆のスープ(メルジメック)をトルコのおいしいパン(エクメック)と一緒に食べ、キッチンから覗くおじさんの笑顔を見ると、ホッとする。
近代的な建物の間から空に突き抜けるようにミナレットがそびえ立つ景色と、
別に海を見て育ったわけでもない私がなぜか郷愁を覚える、船の行きかうマルマラ海が絶妙なバランスで、
この街はいつ見ても溜息が出るほど美しい。

去年イスタンブールからブエノスアイレスへ飛んだ時の帰りチケットでイスタンブールに戻ってきた訳なのだけど、今回もまたイスタンブールから東京に往復で飛ぶので、次回もまたイスタンブールからの再スタートになる。
世界的には決してハブ空港ではないイスタンブールなのに、私たちにとってはなぜかハブになっているところが可笑しい。
この街には縁があるのだなあと強烈に感じる。

それはさておき、今回日本に帰国する便はロンドン乗換で、どこかで一晩明かさなくてはならなくなった。
物価の高いイギリスで、しかも18時間という短い時間だったので、もちろんお得意の空港泊。
ロンドンのヒースロー空港くらいのレベルになれば24時間開いているのは当たり前だと思っていたのだけど、なんと5つターミナルがあるうち、空港で泊る人は1つのターミナルの1部屋だけに集められるという事態が発生した。
おそらくテロ防止などの治安対策なのであろうけど、おかげで警備員がいる中で、トイレも飲み水もある部屋でゆったりとベンチを占領し、安心してぐーすか寝ることができた。
それにしても私たちのように空港泊する人が7,8人しかいなかったのにはびっくり。この空港の利用客数からしたらもっと多いのかと思っていたのに。
とにかく私たちの空港泊史上ナンバーワンの寝心地だったことには間違いない。

余談ですが、もしも空港泊を予定している人は暑い国だろうと寒い国だろうと寝袋または厚手の上着や靴下などを忘れずに。
大概どの空港も空調のため寒くて、寝袋にくるまってちょうどいいことばかりです。


yoko | JAPAN 3
© yokoandhiro All rights Reserved. | 管理者ページ