Dec,24,2010

130kmの距離を結局4日かけて走った。
一番短い日は20kmだった。
最初の50kmの舗装区間以外は小石が転がっていたり砂地だったりする未舗装路のアップダウンで、
決して楽ちんではなかった道だったけど、
La Ruta de los Siete Lagosは自転車で走るのが楽しくてたまらない道だった。

車やバスに乗っている人が羨ましそうに私たちのことを見る(私がそう勝手に思ってるだけ)。
風を切って走りたいなぁ、美味しそうな空気を思いっきり吸いながら走ったら気持ちよさそうだなぁ、
という羨ましそうな気持ちが車の中の人たちからプンプン感じる。
本当にその通り、ぜったい(晴れの日限定だけど)自転車のほうが気持ちいいよ、この道は。

2日目はメインルートを少し外れてLago Trafulのほとりへ。
お昼御飯を食べるタイミングが遅れてしまって、
お腹が空きすぎて動けなくなる寸前で食事にありついたものの、食べても何だか全然満足できなくてテンションが下がる。

自転車に乗ってると異様にお腹が空くのだけど、
お腹が空いたなぁと思い始めてから結構すぐに動けなくなったりする。
ハンガーノックといわれていて、マラソンや自転車などのエンデュアランススポーツをしているときになりやすいらしいのだけど、血糖値が急に下がってしまって危険な状態になってしまう。
これを避けるために飴をなめたり、ちょこちょこおやつを食べたりするのだけど、
それでもお腹の減るペースがおっつかなくて、倒れそうになることがある。
一度そうなると、実質的にも気持ち的にも相当お腹いっぱいにならないと回復しない。
出発前にあんなに確認していたのに今回は手持ちの食糧が意外と少なくて、
中途半端な昼食を取って再出発。
せっかくの素敵な道も、「お腹が空いた、お腹が空いた」と思いながら走るもんだから素敵さ半減。
なんともったいない。
今後はなんとしても食糧計画を万全にせねば。

夜ご飯は小麦粉が沢山あったので、お腹いっぱいになるまで食べたいという二人の強い思いから、
せっせっせっせと山ほどチャパティを作った。
若干生焼けの小麦粉をいっぱい摂取しすぎたせいか、夜はちょっぴりお腹が痛かったけど、
何よりお腹いっぱい食べられて幸せだっため文句は言えず。

3日目は再びメインルートに戻る。
昨日の反省から今日は早めにお昼ご飯を食べようと、景色がいいというキャンプ場に寄ってみたら、
とっても素敵だった上に野菜やお菓子、ビール、ワイン!などの食糧が売っていたので、
まだ20kmしか走っていなかったけど、二人で顔を見合わせて「よし泊まろう!」と速攻決めた。
Lago Espejo Chicoという名のこの湖はコバルトブルー。
そしてこの湖から川が流れ出ているのだけど、その川は透明度の高いエメラルドグリーンという不思議な美しさ。
広大な敷地なのに宿泊者はたったの3テントという幸せな空間。
昼からビール飲んで、ワインを1本空けて、洗濯して、洗濯ものがひらひらと気持ちよさそうに乾いていくのを見ながら、幸せの昼寝。


幸せのキャンプサイト。こんなに素敵なのに無料。

そして昨日のみじめな空腹感のねぎらいに、
ブエノスアイレスで購入したとっておきの「ハウス・ジャワカレー」を今晩の夕食に。
芋と玉ねぎと人参だけしか入っていないカレーだったけど、ホッぺが落ちてしまうかと思ったほど美味しかった。
多分世界で一二を争うほど「ハウス・ジャワカレー」が美味い!!と感動しながら食べた人たちだと思う。


優しい夕暮れ22時。

そんなこんなで4日目。
幸せな130kmの最後10kは再び舗装路。
やっぱり私は舗装路が好きだ。
舗装路だとのんびり素敵な景色を眺めながら自転車に乗れるけど、
足元が悪い道だと上りも下りも道に集中しないと滑ったり転んだりしてしまうから周りの景色を楽しめないし、ペダルがやたら重くて距離の割に体力を消耗するのも辛いところ。
この先もパタゴニア地方は未舗装路だらけというのがネックだけど、
それ以上の楽しみがあるので仕方ない。


プハッーっと昼寝。

出だし好調パタゴニアの旅。どうやらこの先も相当期待してもいいんじゃないかって気がしてきた。
これからあと2、3か月、幸せボケしないように走るぞ!。


そのまま飲んじゃいたいくらい美味しそうな水が流れてる。


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