Dec,15,2010

イスタンブールから、一気にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスまで飛んできた。
本当はすぐにでもパタゴニア地方に旅立ちたいところだけど、
その前に残ページが無くなったパスポートをどうにかしないといけない。
ページ増補でも良かったのだけど、僕らのパスポートにはイエメンやイランなどのイスラム諸国のビザがべたべたと張り付けてある、いっそのこと新規に作成してしまった方が後々何かと楽だ。
という訳で、その手続きのためにブエノスアイレスに1週間ほど滞在することになった。

その間はパスポートを大使館に預けてあるので、他の街に行く訳にもいかない。
余った時間を利用して、歯医者に行ったり、カメラを修理したり、自転車をメンテナンスに出したりと、都会ならではの雑多な事務手続きをこなしていく。
そして後は、ひたすら肉&ワイン三昧の日々だ。

アルゼンチンは、牛肉とワインが安くて美味しい。
昔はもっと安かったというけれど、今でも1kgの極上ステーキ肉が500円程度で買えたり、牛タン丸ごと一つで200円程度だったりと、とにかく日本では信じられない値段で牛肉が買えるので、スーパーの肉コーナーを見るのが楽しくてしょうがない。
毎日、毎食が牛肉、牛肉、そして牛肉。
さらに1本2,300円程度で買える美味しいアルゼンチン産赤ワインを毎晩のように空ける日々。
こんな飽食生活はしばらくもういいやと思えるほど、食べまくって飲みまくった。

さあ、ようやくパスポートも出来たので、
オーバーウェイト気味の体を引きずりつつ、いい加減に旅を再開します。
まずは本格的なパタゴニアに突入する前の足慣らし。
サンマルティン・デ・ロスアンデスという街までバスで移動して、
そこからRuta de los siete lagosという湖水地方の有名な街道を通ってパタゴニアの玄関口のプエルトモンまで走り抜けます。

いよいよチャリダーの聖地、パタゴニアの旅の始まりだ。
どんな大自然が待ち構えているのか、本当にワクワクするなあ。


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