いまさらIpod touchを紹介する必要もないのだろうけど、旅先でこんなに便利なアイテムはない。
Wifiをキャッチしてメールチェックにネットサーフィン。天気予報や為替情報だって確認できる。
英語辞書や大辞林を入れておけば何かと便利だし、小説にマンガに日本の新聞だって読める。
パソコンを持ち歩いたり広げたりするのが面倒な時も、これをこっそりポケットに入れておけばほとんどの用は足りてしまう。
最初は音楽を聴くために購入したのだけど、今では、これって音楽も聞けるんだっけ？という状態だ。

そんな便利なIpod touchのアプリの中でも、最近特にお気に入りなのがGoodReaderというＰＤＦファイルリーダーだ。

もともとＰＤＦファイルを読むために購入したこのアプリ。
近頃はLonleyPlanetという旅人定番のガイドブックがインターネット上でＰＤＦファイルとして購入できる。しかも一冊丸ごと購入しなくても、必要な章だけをつまみ食い購入できるので、とても便利だ。
そして購入したＰＤＦファイルをこのGoodReaderに放り込んでおけば、あっという間に超軽量ガイドブックの完成だ。
ガイドブックは以外にかさばるし重たいので、これだけでも相当な荷物軽量化になる。
それに街歩きの際にガイドブックを持ち歩く煩わしさからも解放されるので、例えば、今夜何食べる？ってなった時に“ちっ、ガイドブック持ってくればよかった。”と後悔する事もなくなります。

さらにこのアプリ、ＰＤＦだけじゃなくて画像や映像、Word、Excelといった各種ファイルまで読めます。
写真はIpodの標準機能でも入れられるのだけど、GoodReaderなら画質を劣化させずに取り込むことができるので、私たちは地図画像をGoodReaderに放り込んで地図代わりに活用しています。

BikeMapで作成した地図をプリントアウト。写真右下の標高差プロフィールが嬉しい機能。

地図画像の作製には、Bikemap.netというチャリダー用の便利な地図サイトを利用しています。
このサイトはGoogleMapをベースとしていて、出発点と終着点をクリックすれば、その間のルートを道路に沿ってに作成してくれるという優れモノです。
もとろん、このルート自動作成機能は標準のGoogleMapにも備わっているものだけど、
このBikeMapの優れた点は、道順や距離が分かるだけではなく、そのルートの標高差プロファイルまで作成してくれるところです。
これで、今日は峠が何個あるなとか、最初の５０ｋｍは登りだけどそこから平坦だから１００ｋｍくらいは走れるかなとか、一日の詳しい予定を立てることが可能になります。
やっぱり、いつ終わるとも分からない峠を登るよりは、予め今日はこれくらい登るんだと覚悟して峠に臨んだ方が精神的に楽ですからね。

このBikeMapで作成した地図を、スクリーンショットに保存したりＰＤＦファイルにしたりして保存し、
さらにそれをプリントアウトするか、GoodReaderに放り込めば、あっという間に詳細地図な出来上がり。
ああなんて便利な世の中でしょう。

でも先日、あまりの便利さに嬉しくなり、少しでもショートカットが出来るルートを探しだそうと詳細な地図を作ってみたのだけど、いざその通り走ってみるとBikeMapが示した道が飛んでもない未舗装の悪路で大変だったという事がありました。
その道に入る時、一瞬あれ？と思ったのだけど、まあ地図が示したんだから間違いないだろうと、深く考えずに突き進んだのが失敗だった。
いくら便利だからって、こういうアイテムに頼り過ぎるのではなく、自分の五感と第六感にしっかり耳を傾けるのがやぱり一番大切なんですね。
こういう便利グッズとは、つかず離れずの絶妙な距離感を保ちつつお付き合いするのが一番！

GoodReaderはこちら

Bikemap.netはこちら

LonleyPlanetはこちら

***ホームページ更新お知らせ***

Notesにグルジア＆トルコを、
Photosにグルジア＆トルコを、それぞれアップしました。
これでシルクロード編は、NotesもPhotosも完成です!