Jul,09,2010

キルギス革命と暴動によって、僕らのルートは大幅な変更を余儀なくされた。
でも何より安全が第一なので、これもやむを得ない。
旅人の情報では、今回通れなかったカザフスタン・キルギスの国境だけでなく、後で通過する予定だったキルギス・タジキスタンの国境も閉鎖されているようだ。
だから万が一僕らがキルギスに入国していたら、散々みんなに心配をかけた挙句、予定ルートを通ることすら出来ず、にっちもさっちも行かなくなっていたところだ。
相変わらず僕らはギリギリのところで助けられている。これもようこの強運のお陰だろうか。


緑豊かなアルマトゥの道。あまりにモリモリしているので、街路樹というより森みたい。

気を取り直してルートを組み直し、カザフスタンから直接ウズベキスタンに入国することにした。
只今、カザフスタンの旧首都アルマトゥでウズベキスタンビザを申請しています。
全く立ち寄る予定がなかったアルマトゥ。
特にやることがないこの街によもやの展開で立ち寄る事になっただけでなく、ビザ申請のために1週間近くも滞在することになってしまった。
中央アジア諸国は、次の国のビザを取るのに何かと時間と手間と気苦労がかかって面倒だ。
ついこの間、カザフスタンビザを取るのに6日間も待ったばかりなのに。
まあ、こればかりは愚痴を言ってもはじまらない。


ゼンコフ聖堂。こんなメルヘンな姿に似合わず、実は全て木造。

それにしても、中央アジアの大草原の中にこんな大都会があるとは思ってもみなかった。
スーパーに行けば輸入物ワインからオリーブオイル、スモークサーモン、キャビアまでなんでも揃う。
緑豊かな道路沿いにはお洒落なカフェやバーが立ち並び、高級ブランド店が軒を連ねているし、
街中ではカーナビをつけた車や、ぴかぴかのマウンテンバイクに乗った若者とすれ違う。
つい先日まで何にもない大草原を走っていたのがウソみたいだ。
ただ、物価も日本並みなので、こうやって長期滞在するのは結構つらい。


道端で見かける甘いガス水屋。炭酸はほとんど抜けきっていた。

せめてビザ待ちを利用して近郊の山にトレッキングでも行こうと思っているのに、あいにく連日の雨。
日本の梅雨でもここまで降らないでしょ!ってくらい毎日雨ばかり降っている。
だから山歩きはおろか街歩きすら満足にできず、
1泊40ドル(!)もする安宿で、ベランダでこっそり自炊したり、部屋で堂々とウォッカを飲んだりしながら、ひっそりと暮らしています。
そんな中でも、自称“明るい引きこもり”のようこは、外に出られないのを全く苦にすることなく、部屋の中で何やら楽しそうに色々と遊んでいる。
片や僕は何をするでもなく、ただ悶々と時間が過ぎ去るのを待っているだけ。
こういう時間を楽しく過ごせるっていうのは、本当にうらやましい才能だと思う。

ああ、はやくビザ出来ないかなあ。


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