メキシコに来たらぜひしたいこと、それはサーフィンだった。
メキシコは知る人ぞ知る、サーフィン天国。
北はバハカリフォルニアから、南のプエルトエスコンディードまで沢山のサーフスポットがある。
特にプエルトエスコンディードの波はメキシカンパイプラインと呼ばれていて、世界中のサーファーを魅了しているという。
まだまだ超初心者の私たちだけど、せっかくだからそんなメキシコでサーフィンをしてみたい。
というわけで、メキシカンパイプラインのプエルトエスコンディードはハードルが高すぎるので、
ガイドブック、ロンリ―プラネットでもお勧めだった、初心者～中級者向けの波があるというサンブラスへ向かった。

アグアスカリエンテスから２回バスを乗り継ぎ、９時間もかけて小さな町サンブラスにやってきた。
夜遅くたって、ビーチだからきっとにぎやかなんだろうなぁと来てみたら、
なんと誰もいなくて拍子抜け。
だだっぴろいビーチに、何千ものテーブルやイスだけが寂しそうに佇んでいた。
どうやら今日のお客さんは私たちと、あとバスで一緒だったニュージーランド人ルゥークのたった３人だけだった。
朝がやってきてもビーチはひっそりしていた。
それに、とてもじゃないけどサーフィンなんて出来なそうな、崩れ過ぎた波しかなかった。
時期が悪かったのかな。ガイドブックには５月からシーズンだって書いてあったのになぁ。

目の前がビーチの素敵なキャンプ場。ファシリティはたいしたことはないけど、いい間隔で東屋が造ってあってプライベート感がちゃんともてるテントサイトがいい。

そんなわけで、ルゥークがサンブラスに来る前にサーフィンをしたビーチがバスで５時間くらいのところにあるというので、早速移動することに。
サユリータという小さな村は、ちょっぴりアメリカ人の観光ビーチ化されていてはいるものの、
心地いいキャンプサイトがビーチ沿いにあるし、サーフィンをしている人たちもいっぱい。
サーフボードが１時間なんとたったの４００円弱でレンタルできるのも魅力的。
日本ほどでは全然ないのだけど、サーファーたちが多いので、超初心者の私たちは端っこの小さい波があるところに押しやられてしまうのがちょっぴり寂しかったかな。仕方がないんだけどね。
初心者の人たちもかなりいるビーチので、へたっぴでも恥ずかしくないのが◎。
いつかスゥーっと美しく波に乗ってみたい！！

ウエットを着なくていいから楽な気持ちで海に出れるのがいいんだけど、いろんな所が擦れて塩水が沁みて痛い。

サマータイムの今は８時半くらいまで明るい。１日たっぷりサーフィン。

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