Mar,23,2010

サンファン・アティタンにはメキシコとの国境への幹線道路でチキンバスを降りて、
ピックアップトラックに乗り換える。
サンファン・アティタンの木曜市へ向けて、ウエウエテナンゴを朝早く出発した。

眠い目をこすりながらバス停へ向かった。
どこで乗換るのかも分からないし、どのバスに乗っていいのか分からない。
でも、「サンファン・アティタン!」って行き先だけ連呼していれば、
誰かが必ずバスまで連れて行ってくれる。
これはどこを旅していても同じ。
世の中親切な人が多いのには本当に感謝。

それに今日は更にラッキーで、バスの隣に乗っていたおじちゃんが何かと気にしてくれる。
「バスの料金は5Qだぞ、騙されちゃだめだよ。」
(バスの運転手らしき人に聞いたら10Qと言われた。)
とか乗換え場所とか、乗り換えるピックアップはあれだとか。
ありがとう、おじちゃん。


後ろの景色も凄いでしょう。急斜面にパッチワーク状に見えるのは畑。あんな急斜面に畑なんて作って作業が大変なのでは?とも思うし、そもそも地崩れを起こさないのか心配。

ピックアップトラックに乗り換えて、急坂をぐいぐいと登っていく。
ひっくり返りそうなくらい急な坂を、車はひるみもせずにガタンガタンと荷台にしがみつく乗客を
揺らしながら、青空へ向かって勢いよく登っていく。
すごいなぁ、エンジンって。
自転車じゃとてもじゃないけど登れないや。
それにしても凄いところに村があるもんだ。50分くらいひたすら急坂を登った先にサンファン・アティタンの村に着いた。
絶景に感動!する前に、目の前に現れた美しい民族衣装を着た人々に目を奪われっぱなしだった。
それにしてもみーんな紫。
男性も女性もお年寄りもおチビちゃんもみーんな。
私たちの乗っているピックアップトラックにも彼らが沢山乗ってきた。
一面がハッとするほど鮮やかな紫に包まれた。


これがピックアップトラック。結構な人数を乗せることが出来るすぐれもの。

この日は年に一回のお祭りだったようで、
人出がかなり多くて、子供も大人もはしゃいでいて楽しい雰囲気。
炎天下で、着ぐるみ人形がラテンミュージックに合わせて踊る様はなんとも可愛らしいような、
かわいそうなような。
あまりの暑さにバテて、途中で退出してしまう着ぐるみ人形も出ていたくらい。
それにしても着ぐるみ人形があんなにリズミカルに踊るのは初めて見た。
さすが、ラティーノ!


標高が高いので日射しが物凄く強いし、空気が薄いので着ぐるみを着て踊るのは大変そう。でも、着ぐるみが躍ってるだけなのに、なんだかとっても楽しかった!

お祭りがサンファン・アティタンの人たちと私たちの距離を少し縮めてくれたからか、
それとも元々アティタンの人たちが超フレンドリーなのか、
子供も大人もとってもフレンドリーで、始終ニコニコしっぱなし。
ぜひとも写真に収めたい笑顔ばっかりだったけど、
「写真は嫌だ」と断られることが多かったのが残念。
いやー、ニコニコしてて可愛い人たちだったなぁ。
本当に幸せな1日でした。


ちびっこから大人まで口をぽっかーんと開けて、熱中して着ぐるみダンスを見入ってました。


街中が紫。

***** お知らせ *****

Photosにキューバの写真をアップしました。
合わせて、2010年1月以降の過去のトップページ写真もアップしています。
過去のトップページ写真は、出来る限り、随時アップしていく予定です。
是非ご覧ください!


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