Apr,09,2009

レイク・ブニョニィにもかれこれ5日目。
特に何をする訳ではないけど、辺りを散歩したり、学校に遊びに行ったり、キャンプ場でノンビリしたりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

この湖はガイドブックで絶賛している場所だけあって、旅行者もそれなりに多いので、
近辺の人たちは外国人なんてとっくに見慣れているはずなのに、
全然スポイルされた雰囲気がないのが嬉しい。


中学校訪問。突然の訪問にもかかわらず、校長先生が自ら学校中を案内してくれた。

僕らがオガンディ?とこの辺りの現地語で話しかけると、みんな満面の笑みで答えてくれる。
子供たちも素朴で無邪気で全然擦れていなくて、
僕らを見かけるとパーッと近寄ってきて、でも話しかける勇気がなくてもじもじしていて、
僕らから、元気?とかお名前は?とか話しかけると、とっても恥ずかしそうに、でも逃げ出したり隠れたりしないで、少しはにかみながらちゃんと答えてくれる。
そして僕らが散歩している後ろを、ちょこんと付いて来る。
ウガンダの公用語は英語だから、小さな子供も英語をある程度分かってくれるのだけど、
こういう時、言葉が通じる国っていいなあと思う。

この辺りは小さなお店が数件あるくらいで、もちろんスーパーマーケットなんてものはない。
街まで9kmくらい離れているので、車やバイクがないと街に買出しに行くのは大仕事。
そのかわり、この辺りでは週2回マーケットが開かれる。
マーケットといっても、湖沿いの土道の脇に、露店が50mほど軒を連ねるささやかなもの。
それでもこの地域の人たちにとっては、現金収入や食料を得ることのできる大切な日。

マーケットが開かれる日は、朝から湖の上が大賑わい。
朝、テントの入口を開けると、目の前の湖に木製カヌーがいっぱい浮かんでいて、
みんな自分が作った野菜たちを積み込んで、せっせとマーケット場までカヌーをこいでいた。
きっと、ずっとずっと昔から変わっていない光景。


マーケットに木製のカヌーで登場。きっとカヌーも自家製。

この先この湖がますます有名になって、観光客がワンサカと押し寄せるようになっても、この生活は変わらないのだろうか。
いつまでも変わないでいて欲しいというのは、僕ら旅行者の身勝手な言い分なのだけど、
たとえ生活のスタイルが変わっていっても、この地域の人たちの素朴さや温かさは、ずっと変わらないでいて欲しいな。


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