Jan,09,2009

こいつがいないと始まらない。
Surlyというアメリカ発のブランドから、
長距離ツーリング車として発表されているLongHaulTrucker。

自転車世界一周というと、よく「特別仕様の自転車なの?」と聞かれますが、むしろその逆。
どこでも手に入るシンプルなパーツで構成されていないと、
交換パーツが手に入らなくて修理できない、なんて事態にもなりかねません。
見た目はスタイリッシュに、中身はあくまで泥臭く。
詳しいコンセプトは、札幌のサムズバイクで熱く語ってもらえるので割愛しますが、
僕らがこいつに決めた最大の要因は、そのビジュアル。
なんとも愛らしいでしょう?


ひろの愛車。緑色の”もりぞう”。


こちらはようこの愛車。海色の”うみぞう”

キャリアは前後ともにtubus。クロモリ製(鉄製)だから万が一折れても溶接可能。
バッグは前後・フロントともにOrtlieb。完全防水な上に脱着も容易で、ビジュアルもGood。
リアキャリアの上には、SealLineの防水バッグを搭載し、ひもでパッキング。
自転車のフレームには、水やガソリンのボトルを装着しています。
気になる重量は、自転車が20kg弱、装備が一人20~30kg。
最初のころはいつもヨロヨロしていたけど、慣れてくるとこの重さが安定走行につながります。
もっとも、登り坂では今でもヨロヨロですが。

これがひろのコクピット。1日に何時間も見続けている光景です。
地図代わりのGPS、走りながら飲むための水ボトル、そして後方確認用ミラー(必須!)。
ようこのコクピットには、GPSがない代わりに地図を装着しています。
フロントバッグには、上着、カメラ、日焼け止め、手ぬぐい、お菓子など、
頻繁に出し入れするアイテムが入っていて、静かに出番を待っています。

この3ヶ月間で約2800km走り、飛行機やバスにも乗せているけど、
これまでのトラブルはパンク1回のみ。とっても丈夫で親孝行な子たちです。


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