Jan,05,2009

年末年始のお休みもそろそろ終わりにしなくては、
自転車を漕ぐ筋肉も気持ちも萎えてしまいそうと思いつつ、まだ出発していない私たちです。
私はどうやら「そろそろ出発するぞ!」というときに決まって熱を出す癖ができてしまった
ようで、今日は風もなく穏やかな素晴らしい天気なのに、1日中ベッドの上で過ごすことに
なってしまって困りもの。
昨日、豪勢な海鮮三昧をしたのが悪かったのかな?
最近美味しいものを食べ過ぎると体を壊す傾向にあるのは家計のため?


ダハブの凄いところはビーチと砂漠が共存するところ。

ダハブのある紅海付近は、世界的に有名なダイビングスポット。
もちろん私たちもダイビングを楽しみにやってきた。
ライセンスを取ったのは8年前、一番最後に潜ったのは4年前。
久々のダイビングにウハウハの反面、ドキドキも。
世界で有数の!と相当期待しすぎていたせいか、
ダハブ近郊のダイブスポットはセンセーショナルな美しさではなくてションボリ。
時期が悪かったのかな?期待しすぎてしまったのが悪かったのかな?
ビーチエントリーのダイブだからなのかな?
同じ紅海の街ハルカダでライセンスを取ったひろも、そのときの海はもっと綺麗だった
気がするって言っていたから運が悪かったのかもしれない。
それでも、珊瑚は本当にたくさんあって、お花畑のように美しかったし、
沈没船の中の探検も楽しかったし満足。


宿のすぐ前のビーチからエントリーする。波が高いときは出てくるのが大変。

常夏のイメージのあるダハブも、実は今は冬。
ダイビングはウェットを着るから出来るけど、シュノーケリングや泳ぐのにはかなりの根性が
必要。日差しはそれなりに強いのだけど、風が冷たくてダイビングもウェットを脱ぐときには
ブルブルッとしてしまう。やっぱりビーチは暑くてグデっていうのがいいな。

暑くてグデっと出来ない代わりに、私たちの泊まっている宿にはかわいい焚き火場所があって、
パチパチと心地よい音を聞きながら夜を過ごせるという楽しみもある。
久しぶりの焚き火は北海道のキャンプを思い出させる。
北海道は本当に素敵なところ。今頃ふかふかの雪につつまれているのだろうな。


ダハブ名物、世界一のスープ。

ダハブはビーチの割には物価も安いし、美味しいものもいっぱいあるし、
なんたって人がいい。観光客相手のエジプト人は世界的にも悪評が高いのだけど、
ここダハブは人口の多くがベドウィンというのもあって、
人々がのんびりしていて愛想がいい。
エジプト人はウザイというイメージが大きいもんだから
親切にしてもらったり、笑顔で返されたりすると胸きゅんもの。
カイロから来た旅人たちは揃って「ダハブは人が良くてホッとする」と言う。
カイロはそんなに大変なのか?
8年前温厚なひろがブチ切れた土地でもある。
怖くもあり、ちょっぴり楽しみでもある。
よし、こいカイロ!


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