Nov,14,2008

トルコも残るところあと僅かとなってしまいました。
今回は東部へは行けなかったのですが、約1ヶ月半いろんなトルコを満喫したので、
気持ちはシリアへ切り替わろうとしていました。
が、
シリアの国境まであと70kmの都市ガズィアンテップへやってきて
その気持ちが揺らごうとしています。
ここガズィアンテップ、なんたって食べ物天国なんです。
トルコーシリア間の国境越えはいくつかのポイントがあって、
アンタキアから越える人が多いそうですが、
ガズィアンテップがお勧め。



ガズィアンテップはピスタチオの名産地。めちゃくちゃ美味しいピスタチオが安価で買える。


トルコのスイーツの王様のバクラバ(パイのシロップ漬け)。中にこれでもかというほどピスタチオが入ってるのがガズィアンテップ流。ガズィアンテップが本場。かなーり甘いのだけど意外とはまる。歩けばバクラバショップに出会うほど沢山バクラバショップがある。

食べ物がおいしずぎるのももちろん、
人々もフレンドリーで明るくて、
バザールも小さいながら活気があるし、
イスタンブールのバザールのように「ホレホレ買え買え」オーラがなくて、
ノンビリ見てるだけでも大丈夫。
400年の歴史があるコーヒーハウスで、地元のおじちゃんたちと一緒にトルココーヒーや
チャイを飲んだり、水タバコをふかしてまったりするのもいい。


ぶらぶら歩いているだけでも楽しい市場。押し売りもされないし、純粋にウィンドウショッピングが楽しめるのがいい。

ガイドブックにGaziantep is a nirvana for food-lovers と書いてあるのを発見した日から
それはそれは夢に出そうなくらい期待をしていた私たち。
期待を遥かに超えた美味しいものばかりで、毎食何を食べるかを話し合うのが
最高の楽しみで、明日ここを発たなくてはならないのが悲しい。
「明日雨にな~れ」と
雨を理由に滞在を1日延ばしてしまいたい、そんな気分。


子供も大人もひとなつっこい街。

シシケバブもドネルケバブもイスケンデルケバブも、ピデもラフマジュンもスイーツも
そしてガズィアンテップ名産のピスタッチオも
間違いなくトルコでナンバーワンでした。


夜の立ち食いスウィーツ屋さんで真剣に選ぶ男たち。

ありがとう、そしてサヨウナラ、
魅惑の街、ガズィアンテップ!


yoko | Turkey 1
© yokoandhiro All rights Reserved. | 管理者ページ