Apr,18,2012

ギアナ高地ロライマ山を後にして、3日間もバスに乗り続けて隣国コロンビアへ。
コロンビアといえば、麻薬とゲリラというネガティブなイメージが一般的かもしれない。
ところがどっこい、コロンビアを訪れた旅人の感想は、すこぶる良い。
治安も他の南米諸国並みまで改善されているし、特に見所があるわけじゃないけれど、とにかく人が明るくて、親切で、そして美人揃いなのだと、みんなが口を揃えて絶賛するのだ。

それは相当楽しそう!と期待に胸を膨らませて訪れたコロンビア。
最初の街メデジンから、さっそくコロンビア人の親切さにほっこりしています。

メトロチケットの買い方をおばちゃんに聞いていると、周りの人たちが心配そうに僕らの会話を聞いていて、僕らが「分かった、ありがとう!」と言うとみんながニコニコとうなずいてくれた。
メトロに乗っていると、隣のおじちゃんが「どこ行くんだ?それなら乗り換えはこっちだぞ。」といちいち気にしてくれる。
そしてメトロを降り、ホステルを探してきょろきょろしていると、一度は目の前を通り過ぎたお兄ちゃんがわざわざ戻ってきてくれて、あっちでもないこっちでもないと一緒に探してくれた。
あまりに親切すぎるものだから、あとで何か要求されのではと思わず少し身構えてしまったほどだった。



頂上からの景色。こんな景色がくるっと360度でかわいい。

メデジン郊外のEl Penon de Guatapeという絶景スポットに日帰り遠足に行った。
間違えて違うバスに乗ってしまい途中で降ろされてあたふたしていると、その場にいた大学生カップルが颯爽と携帯電話を取り出して、バス会社に事態を確認したり同じチケットで次のバスに乗れるように交渉してくれた。。
そして、「心配だから私たちもそのバスが来るまで一緒に待っているわ。」


JuanとLauraと出会えて幸せな一日でした。

子供も大人も、目が合うとみんなにっこりと微笑んでくれる。
期待していたコロンビア美人に出会う回数はまだまだ少ないのだけれど、
みんな笑顔が素敵なので誰もが魅力的に見えてくる。
やっぱり女の子は顔立ちの美しさじゃなくて、表情の可愛らしさこそが決め手なのだ。


どこにいてもひとなっつこく話しかけてきてくれるコロンビア人たち。

特に子供たちは、目じりが垂れてしまう程のかわいさだ。
図書館のベンチに座っていたら、僕らを発見した子供たちの一団がわーっと駆け寄ってきて、目をキラキラさせながら質問の嵐を浴びせてきた。
「スペイン語話せるの?わーっ!!」
「どこから来たの?日本なの!わーっ!!」
「これ日本語でなんて言うの?わーっ!!」
とにかく一言一言に大歓声があがる。こういう雰囲気は「知らない人と話しちゃ駄目よ文化」の日本やヨーロッパではなかなか味わえない。


ひとりひとりギュウーウと抱きしめたいくらい可愛い。


メデジンは超近代的ビルディングとまるでブラジルのファラベーラ(貧民街)のような普通の家々のギャップが激しい。

約270万人の大都会にして、この人の驚くべき温かさ。
さらに嬉しいことに、コロンビアでは自転車が国民的スポーツになっていて、チャリダーはあっという間に人気者になれるらしい。
この人々の温かさに加えて、自転車がメジャーで、しかもアンデスの美しい山々が連なり、ついでに道行く人たちが美人揃いとくれば、こんなに自転車旅にうってつけなところはない。
そんなこんなで、ここコロンビアから自転車を取りにチリへ戻り、再びコロンビアに戻って来て自転車旅を再開する予定です。

実に3カ月ぶりの自転車旅の再開。
はやく自転車に戻りたい、そして早くコロンビアを走ってみたい!と期待に胸を膨らませている今日この頃です。


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