Dec,30,2011

私たちの赤裸々な日常をつづったチャリダー日記、ボリビア&チリ北部編。
今回は、ボリビア入国から、ラパス経由、チリのラウカ国立公園を抜けてボリビアに再入国、コイパサ塩湖&ウユニ塩湖を越えた後、自転車トラブルを抱えて急遽アルゼンチンに入るまでの走行日記です。
なお、GoogleMap、標高プロファイル、距離一覧表、簡単なホテル情報をNotesにまとめてありますので、そちらも参照して下さい。→Click Here!

2011.10.29 Copacabana 0km Hotel

昨日いっぱい走ったから疲れていたけど、明日は雨の予報だったので今日しかないと早起きしてIsla del Sol(太陽の島)へ。島行きの小さなボートは観光客でいっぱいで変な感じ。そういえばこれが今回南米に来て初の「観光」だ。
Isla del Solは確かに青いチチカカ湖が美しく、のんびりした良いところだったけど、子供は挨拶すれば「飴頂戴!」っていうし、観光客目当てのレストランやら宿やらが林立する光景に少しがっかりもする。同じのんびりした田舎だったら、自転車で走っているときに通る田舎のほうがいい。コパカバーナも何だか全てがツーリスティックで好きじゃない。商店でも明らかにボッタくってくるし、愛想もなくてペルー人のような可愛げがない。今のホテルも部屋は素晴らしいけどオーナーは悪そうな顔。これからボリビアの田舎を走ってボリビア人の印象が変わるといいのだけど。(ようこ)
2011.10.30 Copacabana – Huatajata 65km Hotel

コパカバーナを出るといきなり峠越え。でも上から見る真っ青なチチカカ湖が美しくて、写真を撮ったりビデオを撮ったり大はしゃぎ。チチカカ湖って水平線が見えるほど広くて、湖面はどこまでも青くて、個人的にはアドリア海よりも全然綺麗だと思うのだけど、そんなこと言ったらクロアチア人やイタリア人が怒るんだろうか。
途中で湖を渡るのに船に乗る。小型ボート用の小さなエンジンがついているだけの筏みたいなボロ船にトラックやバスが乗って渡っているけど、よく転覆しないものだ。自転車を乗せるのすらためらわれるボロさなのに。ちなみに料金は自転車込みで一人5ボリビアーノ(60円)。安い!
ラパスまでは150kmあって2日はかかるので、今日は無理をせずに65km地点で早めにおしまい。近くのレストランでトゥルチャ(鱒)を頼んだら、臭みが全然ない美味しいトゥルチャが出てきた。そうそう、チチカカ湖のトゥルチャはこうでなくちゃ!会計時、コーラの値段が入っていなかったので正直に教えてあげたら、再計算の金額はコーラ込みなのにさっきより安くなった。単に計算が苦手なのか、それともボッタりに失敗しただけなのか。(ひろ)
2011.10.31 Huatajata – LaPaz 84km Hotel

エルアルトからラパスの街並みを見ながら標高450m分ぐーんと下る。クスコでも大都市ぶりに驚いたけど、ラパスはもっと大きい。ラパスのワサワサとした感じはやっぱり好き。坂があって雰囲気がいいし、建物もほどよくコロニアルな感じも残っているし、都会的なところと市場のようなゴチャコチャ感がいい具合にミックスされていて心地よい。
晩は韓国レストランへ。韓国料理なんて中央アジアぶり。白米がくさかったのは残念だったけど、餃子もプルコギも美味しかった。コチュジャンもって帰りたかったなぁ。(ようこ)
2011.11.01 LaPaz 0km Hotel

これからのテント生活に向けて食料品の買い出し。ラパスの中心地からさらに下って高級住宅地の方へ自転車で行ったのだけど、下る下る、10数キロひたすら下り続けた。しかも目当ての店は潰れていたり閉まっていたりで収穫ゼロという悲しい結末。帰りは自転車2台ごとタクシーに乗り込む。2時間はかかりそうな登り坂を400円くらいでワープできたのだから安いものだ。
結局中心地のスーパーで買い出しを済ませる。輸入食材もあるし日本米まで売っていて、さすがは大都会!ついでにお昼に日本食レストランでラーメンとかつ丼を食べて、さらに大満足。
ラパスは10年前に来た時に屋台がおいしかったというイメージがあるので、ここぞとばかりに夜はハンバーガーにホットドック、ホルモン煮込みやハツ串焼きの屋台をハシゴ。いい店はやっぱりうまい!の美味しさだったけど、意外とまずい店もあった。やっぱり地元民がたまっている屋台じゃないとね。(ひろ)
2011.11.02 LaPaz 0km Hotel

今日はボリビアの休日なので車が極端に少なくて空気もきれい。いつもこうだといいのに。ラパスで泊っているArthy’s GuestHouseは中級ホテルのように綺麗で、部屋も広くて清潔で、スタッフはみんな英語が話せて親切で(オーナーのルーベンは日本語も少し話せる)、くつろぎスペースもたくさんあって、最高の居心地。ボリビアにしては少しだけ高いけど、それでも二人でたったの140ボリビアーノ(約1600円)のだから物価の安い国って素晴らしい。それにしても他に客はいるのに毎晩物音一つしないほど静かなのが不思議。
夜は再び日本食レストランへ。レベルの高い日本食に舌鼓を打って、もうラパスでやり残したことはないというくらいの充実感。(ひろ)
2011.11.03 LaPaz – Patacamaya バス移動 Hotel

バスでパタカマヤまで移動する。自転車代を含めて一人250円で100kmワープ出来るんだもの。その誘惑には負けてしまう。空気の汚いラ・パスからエル・アルトまで急坂を昇るのも辛いしね。
パタカマヤは交通の要所で宿はいっぱいあったものの、どこを見てもクオリティーが低くてげんなりする。ペルーが良すぎたのだろう。ほらほらチベットやエチオピアのモードになれば大丈夫だってひろは励ましてくれるけど、ちょっぴりブルー。脂っこいチキンでお腹を満たす。ボリビアはラパス以外はあんまり美味しいものには当たらない。(ようこ)
2011.11.04 Curahuara de Carangasの先 103km BushCamp

朝食にネパールの山でよく食べたチベタンブレッド(揚げパン)と似たようなものと、アピというトロリとした甘い飲み物を飲む。えらく黒い油で揚げてあったけど、からりと揚がっていて美味しかったなぁ。
今日の前半の道は単調な風景で平坦なつまらない道。走りだしてしばらくして頭痛がひどくなる。ラパスの前数日も走っている時だけ同じよう少し頭痛がした。まさか今さら高山病?。高山病はなめちゃいけないけれども、もう2カ月も標高3000m以上のところにいるのでそんなことはないだろう。頭痛が目の奥から来ているので考えられるとしたらヘルメットにつけているミラーのせい?と思ってミラーを隠してみたらしばらくして頭痛が消えた。もしかしたら標高のせいで日差しが強すぎて鏡からの光で目が痛んでいたのかもしれない。しばらく高地ではミラーを使うのはよすことにした。
途中から変化のある景色でどんどん楽しくなってきた。今日は道路から少し入ったところにいい場所をみつけて野宿。深い砂地で自転車で奥に入っていくのは大変だったけど、ふかふかで寝心地は抜群。(ようこ)
2011.11.05 Lagunas 68km BushCamp

朝起きたら水が凍っていたけれど、太陽が出てきたらぐんぐん暖かくなってきた。でも砂の上は裸足で歩くと痺れるくらい冷たい。今日はサハマ山(ボリビア最高峰)がどんどん近づいてきて美しい。空も真っ青!リャマやらアルパカもワサワサいて可愛い。ヌボーっとしている彼らにはなんだかとっても癒される。
午後から向かい風(西風)が強くなってくる。途中サハマがどーんと見える湖沿いでテントを張ろうと1時間くらい色々と試みたけど、ものすごい風で敢え無く退散。結局Lagunas村の小学校でテントを張らせてもらった。ばっちり風除けがあって、トイレ、水有りで、ありがたかった。
それにしてもこの村の人、フレンドリーにあいさつしてくれるけれども、それ以外まったく私たちに関わってこようとしない。こういう形での村キャンプは初めてだった。(ようこ)
2011.11.06 (チリ入国)Laguna Chungara 31km CampiSite

4700mの峠を越えてチリに入る。標高は高いけれど舗装路だし傾斜も緩やかなので意外と簡単に到着。この道はチリのアリカという港町につながる主要幹線なので、国境にはものすごい数のボリビアのトラックが行列を作っていた。こういうのを見ると内陸国って大変だと思う。まあ戦争に負けてアリカ付近を取られちゃったのだからしょうがないね。
ちょっと寄り道をしてチュンガラ湖へ。フラミンゴが湖面によく映える。宿泊予定地のキャンプ場は、遠目にはいまいちロケーションが良くないように見えたので昼食を食べたら先に進もうかと話していたのだけど、実際到着してみるとなかなか素晴らしい居心地だったので、今日はここでのんびりすることにした。日中は日帰りツアー客でにぎわっていたけれど、夕方には誰もいなくなって素敵な湖を二人占め。夕暮れのチュンガラ湖、ものすごく美しい!
それにしてもキャンプ場の管理人のおじさんは、朝から晩まで死ぬほど暇そうにしていた。これはこれで大変な仕事だ。(ひろ)
2011.11.07 Chirigualla温泉 16km BushCamp

今日からメインの道を外れて未舗装路に入る。未舗装路に入ったとたん深い砂がところどころにあって、たっぷりの食糧と水を搭載した自転車は重くて押すのも大変。こんな道が何日も続くんだろうかと思うと少しブルーにもなるけれど、立ち止まってくるっとあたりを見渡すと「うわー」っていう素晴らしい景色が広がっていて、悪路なんて何とかなるって気になる。まだまだ少し幹線を外れただけなのに、こんなに静かで美しい景色が広がっているなんて。
そして念願の温泉1つ目。温泉も嬉しいけど、5日ぶりに体が洗えるのがまず嬉しい。なんと室内と野外の温泉があった。室内のは日本人にとってもかなり熱いのだけれども、かなりぐっとくる気持ちよさ。野外は熱いのと少しぬるめの二つ。今日は16km走っただけだけれども温泉で宿泊決定。
ここの温泉の隣の川の水は飲めるとの事前情報だったけれども、今は流れもほとんどなく、近くに住むリャマ使いのおじさんも飲むのはちょっとやめた方がいいとのことだった。水をかなり多めに持ってきたのは正解だったよう。(ようこ)

2011.11.08 Salar de Surireの管理事務所 80km BushCamp

昨日は16kmしか走らなかったので今日は頑張って走ることにした。今日の道はスリレ塩湖から塩を運ぶトラックの交通量がとても多くてうるさくて、景色もいまひとつだったので、ひたすら走ることに集中した。午後からは向かい風がひどくて思うように進めないのが辛かった。最後の最後まで酷い風当たりで疲れきってパークガードのオフィスになんとか夕暮れぎりぎりに着いた。パークガードの敷地でテントを無料で張らせてもらえることは知っていたのだけれども、オフィス内のキッチンで調理させてもらえたり、温かいお湯で顔を洗わせてもらえたのはボーナスだった。久々に水の量やガスのことを気にせず、たっぷりお湯を沸かさせてもらって、ちょっと飲みすぎってくらい飲み物を飲んだ。いつもは燃料のことも気になるし、水も限られた量しかもっていないから、遠慮しながら飲んでいるんだな。今日は疲れたー。酷い道で向かい風なのに80kmもよく頑張った。(ようこ)
2011.11.09 Polloquere温泉 19km BushCamp

今日は20km先の温泉で泊まることにしているのでゆっくりのんびり走る。濃いピンク色の美しいフラミンゴがいたり、ビクーニャもいっぱいいたりして、戯れながら走る。昨日のうちにトラックルートは越えていて今日の道は車が全然通らないのでピースフルでいい。
そしていよいよ温泉に到着。まずは美しい色に驚く。マリンブルーのような、エメラルドグリーンのような、ホワイトグリーンのような。そしてそれはもはや温泉というよりも湖。さっそくちゃっぽーんと入ってニンマリ。これはまさに日本人好みの温度。「ふぁー」と声をもらしてしまう幸せな熱つ熱つ風呂。ビジュアルよし、サラウンディングよし、温度よし、最高!やばくない?やばくない?(ようこ)
2011.11,10 Caraguano温泉 53km BushCamp

夜明け前から温泉につかり、温泉の中から朝日を眺める。「最高!」意外に言葉は見つからない。ここは間違いなく世界一の温泉だ。離れがたい温泉を離れて軽い峠を越るとボリビア側を3kmほど走る。もちろんイミグレもカスタムもなし。どうせ何もないところなんだからいっそのこと国境線を動かしちゃえばいいのに。
チリに再入国した後は、深い砂&コルゲーションの大変な道がずっと続いていた。コルゲーションは振動でむち打ちみたいに首が痛くなるけど、それでも自転車に乗れる分だけ砂道を押して歩くより全然マシだ。途中、フランス人のおばあちゃんが一人で自転車を押して歩いていた。妙にハイテンションなおばあちゃん。ウシュアイアまで行くのと言っていたけど、果たしていつ到着するんだろうか。
今日の温泉は、残念ながら温水プールくらいの温度しかないので寒すぎてゆっくり入れなかった。それでもちゃぽんと一瞬浸かるだけでも体中に付いた砂を洗い落とせるので嬉しい。今晩はずっと強風が吹いていたけれど建物の蔭にテント張ったお陰でテントは全然揺れなかった、(ひろ)
2011.11.11 (ボリビア再入国) Coipasa 63km SmallShop

15kmほど砂道を走ると、ついに舗装路が見えた。舗装路はボリビアの国境までのたったの5kmだけだったけど、舗装路ってなんてスムーズなんでしょう。やっぱり舗装路ラブ。ボリビア側の国境でリャマのBBQを食べる。そういえば財布を出したのは何日ぶり?リャマ肉は全然臭くなくて美味しい牛肉みたい。リャマは見ても良し、食べても良しだ。
再び舗装路を離れ、深い砂&コルゲーションの悪路を走ってコイパサ塩湖に向かう。コイパサ村は塩湖に浮かぶ島の中にあるので少し遠まわりになる。そこで塩湖の沿岸に到着した後、強気に塩湖を突っ切る最短ルートを通ってみようとしたのだけど敢え無く撃沈。深砂よりもさらに沈み込んで押すことすら難しい。急がば回れって昔の人はうまいこと言ったものだ。
迷いながらもh本線に戻り、ビチョビチョの塩湖を越えて島に入る。島に入ってからも意外と大変でコイパサ村に着いたころにはぐったり。それでも商店の一部屋を借りれたし、自転車も商店の高圧ホースで綺麗に掃除できたので助かった。この村には久しぶりに果物や野菜が売っていた。野菜ってなんてフレッシュな味!(ひろ)
2011.11.12 Tres Crucesの先 55km BushCamp

コイパサ村を出発してすぐにコイパサ塩湖に突入する。距離は40kmほどなんだけどこれが地獄の辛さだった。前半はそれなりに走り続けられたのだけど、後半20kmは石ころ大の塩の結晶が地面の至る所にできていて地面がガタガタで、でも地面は湿っていてグチョグチョで、深い砂地&デコボコの岩地のコラボレーションのようなひどい道。さらに地面が湿っているせいで反射でやけに熱いし、塩のせいでのどが渇くし、休みたくても座って休むところなんてないしで、もう大変。もうコイパサ塩湖は結構です。
何とか陸地に到着して昼休憩。相変わらず灼熱の太陽が照りつけているけど、座って休めるだけでも幸せだ。途中で沼を発見したので自転車を洗う。この沼がなかったら明日の朝には自転車がえらいことになっていた。いやあ助かった。それにしても大変な一日だった。(ひろ)
2011.11.13 Llica 32km Hotel

今日は最初の15kmくらいは砂が硬く締まった道で快調。そのままLlicaまで行けちゃうか!?と思ったけど、そう都合はよくなく、すぐに深い砂道に。トボトボと自転車を砂の上で引きずりながらも昨日の塩湖よりはマシだと感謝する。最悪を経験するということは悪状況に対して鈍感になるというか強くなる。Llica村は予想以上に大きくて人がいっぱいいて興奮した。宿の下がアイスクリーム屋で嬉しくてまずアイスを食べる。お客さんたちもみんな嬉しそうにアイスを頬張ってる。「どこから来たの?」「ほへー、日本から?」くしゃくしゃに笑うおじちゃんやおばちゃんは可愛い。この村の人たちはみな優しい顔をして話しかけてきてくれる。宿も居心地がよくていい半日休憩になった。しかしだよ、日曜日だったせいでこの規模の村にもレストランが開いていなかったのにはガッカリ。ペルーが恋しい。(ようこ)
2011.11.14 Salar de Uyuniの真ん中 76km BushCamp

Llicaを出発してウユニ塩湖へ。ウユニ塩湖はハチの巣模様の堅く締まった塩の大地が広がっていてかなり走りやすい。でも、もっとテンションが上るのかと思ったけど、コイパサで十分塩湖を経験したというのもあって、なかなかテンションが上がらない。それどころか10分もすれば飽きてしまって、ひたすら目の前の島を目指して無心でこぎまくるだけになってきた。やっぱり全然景色が変わらないというのはあまり好きじゃないみたい。
夕方、インカワシ島まであと10kmくらいのところまで到着し、塩湖のど真ん中にテントを張る。塩が思ったよりも硬くてペグを打つのが大変だったけど、Llicaで買っておいた秘密兵器のマイナスドライバーを、塩湖に入る前に拾っておいた木片で打ちつけて、何とか1cmくらいの穴をあけることができた。地面がとても堅いのでそれくらいの穴にペグを引っ掛けるだけで、夜のものすごい強風にもしっかり耐えてくれる。
夕方、塩が優しいピンク色に染まり、空と大地の境界線が溶けていく。これはも凄いく美しい風景だ。日中は正直面白くなかったけど、この夕方の風景を見るだけでも塩湖を走る価値がある。今日も幸せな一日になった。(ひろ)
2011.11.15 Uyuni 約20km+Hitch Hotel

朝の塩湖もまた優しい色で包まれた。塩湖上でテントが張れて本当によかった!!。幸せいっぱいで出発して5分。突然タイヤの調子が悪くなってパンクしたのかなって思ったらリムがパックリと割れていて進めなくなった。ひゃーこんなところでって思ったけど、ウユニ塩湖の上でよかった。これがコイパサ塩湖だとかコイパサ村へ行く途中とかだったら絶望的だったと思う。昨日も4,5台の車が通ったし、もう少し進めばもっと車が通るに違いない。食料も水も余分にあるしなんとかなる。それでも白い地平線に向かってトボトボと歩くひろを見てると、こりゃ果てしないわーと途方に暮れる。途中陽気なイタリア人サイクリスト、ダニーロと出会って明るさを分けてもらう。そしてとうとう車が頻繁に通るところにやってきて、1台目は残念ながら断られたけれども、2台目の車にOKをもらえた。
なんと日本人のグループで、ちょうど車2台のグループだったので場所に余裕もあった。みなさん、本当にありがとうございました。あっという間にウユニの街。夜はもちろんピザ。うまーい。っていうか気持ち悪いくらい観光客だらけ。(ようこ)
2011.11.16 Uyuni 0km Hotel

今日は朝から大掃除。服をランドリーに出した後は、自転車、テントからカバンまでありとあらゆるものを片っ端から洗いまくる。砂まみれ程度なら気にしないけれど、何せ塩まみれなのだからきちんと洗ってあげないと大変なことになる。今の宿は洗い場が豊富にあるし屋上に干場もあるので、洗いまくり干しまくりのやりたい放題。一足先に年末大掃除ができて大満足だ。
朝から夕方までせっせと大掃除をした後、夜は再び同じピザ屋に。街にはここ以外にもピザ屋が山ほどあるのだけどどこも閑古鳥が鳴いている。でもこのオーストラリア人オーナーのピザ屋はこの街の全欧米人が集まっているんじゃないかというくらいの大混雑。確かにとても美味しいし値段も目玉が飛び出るほどじゃないので大人気の理由はわかる。商売としてはなかなか旨味があるんだろうけど、でもいくら儲かるからといっても、この街には住みたくないなあ。(ひろ)
2011.11.17 Uyuni 0km NightBus

昨日は朝から大掃除で頑張った上に真夜中まで二人でせっせとブログを書く。素晴らしい日々のことを言葉にするのが嬉しくて二人ともノリノリで書いていく。ラパスからのルートは思い出すだけれも本当にうっとりするほど素晴らしかった。今日はチェックアウトしてからバス出発の20時まで時間を潰すところがなくて困る。例のピザ屋は17時にならないと開かないし。
この街はやっぱり好きにはなれない。そして3日目の今日も晩御飯はピザ。ここMinuteman pizzaのピザが美味しいってのもあるけど、この村で食べたいところがここくらいしかなっいってのもある。バスは思っていたより乗り心地のいいバスで、荷物スペースも広くて自転車を立てたまま載せてもらえた。(ようこ)

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