Apr,25,2011

ブエノスには通算2週間ほどいたのに、アルゼンチンといえば、ブエノスアイレスといえば、「タンゴ」というくらい有名なタンゴに行ったのは、結局アルゼンチンを発つ前夜になってしまった。
肉とワインのことばかり考えていたらついついタンゴを見忘れそうになったけど、
街角で観光客相手に踊っているのを数回見たこともあったから、わざわざ見に行くこともないかと一瞬思ったけれども、目の前でじっくりと観たtangoは素晴らしく美しかった。

まず男女のダンサーたちそのものが美しい。それもあって踊りが美しい。
もともと美しいダンサーたちが踊ることによってより美しく見える。
しなやかな動きから目が離せなくて、あっという間に2,3時間が過ぎた。

踊りと踊りの間に男性ダンサーが女性客を女性ダンサーが男性客をリードして一緒に踊ってくれるサービスがあって、
「どんなステップを踏んでいいのかも分かんないよ」と男性ダンサーに告げるも「大丈夫、ただ僕についてくればいいから」と踊りが始まった。
ただ身を任せるだけだったけど、さすが上手にリードしてくれるだけあって、わけもわからないステップを踏みつつもなんだか気持ちがよく踊った気分になる。ふわっといい気持ちで幸せ。
タンゴは男性のリードあっての踊りというのが、ほんの少しではあるけれども分かった気がする。まずあのセクシードレスを着ることが不可能である以上、今世で私がタンゴダンサーになる可能性は1mmもないけれども、タンゴは見て美しいだけでなく、踊ってうっとりする楽しいダンスなのだということを知れただけでもよしとしよう。
うーん、それにしてもアルゼンチン女性は美しい!


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