Oct,31,2010

アルメニアからグルジアへの国境越えはあっけなかった。
荷物チェックもなかったし、パスポートチェックもあっという間。
スタンプをポンポーンと軽快に押してもらって、
アルメニア出国グルジア入国合わせても20分とかからなかった。
沢山の国々を越えてきたけれども、国境越えはいつもワクワクする。
次の国はどんな国だろう、どんな匂いがするのだろう、どんな人がいるのだろう。
ガイドブックだってあるし、ネットでも色々と調べられる時代だけれども、
行ってみないと感じられないことは山ほどある。

国境越えのその日に、首都トビリシに到着した。
山や谷だらけだったアルメニアから一転して、
国境からトビリシまでの道のりは平坦で、どこまでも農地が続いた。
ここグルジアも旧ソ連圏ではあるはずなのだけど、
今までの中央アジアの国々やアルメニアとは変わってあまり旧ソ連圏の匂いがしない。
この何か月間は1991年にソ連が崩壊して独立した国々を旅してきたわけだけど、
それからの20年間をどう過ごしてきたかはその国々によって大きく異なる。


毎日通ったアイス屋さん。アルメニアンチェリーとブドウが一番美味しかった!!

そんなこんなでトビリシに着いた。
トビリシは噂に聞いていた通り可愛らしい街で、人々はお洒落で、特に男子のオシャレ度が今まで通って来たアジアの国々とはかなり違う。雰囲気は全体的にヨーロッパ。
そして何よりもこの街の(この国の?!)料理は抜群に美味しい。
ガイドブックにはグルジア料理はカフカス地方の中華料理のような存在と書いてあったけど、
まさにその通り。
食のレパートリーは多いし、ソースひとつとっても手が込んでいる。
中央アジア、イランと食に恵まれなかった私たちは、あまりの嬉しさに毎日お腹がはちきれそうなくらい食べまくっている。


公園もおしゃれ。

間違いなく南アフリカ以来のデブの予感。
こけていたひろのほっぺも丸くなってきた。
私のほっぺ、
聞くまでもないほど丸々としてる。
でも仕方ない、美味しいんだもの。


旧市街の街並みはメルヘンチック。


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