Jul,22,2010

久しぶりに本格的にお腹を壊した。
こんなに辛かったのは、8年前にチベットでお腹に虫を飼った時以来だ。
ふらふらになりながら病院へ行ったら、幸い、食べ物か水にあたった程度で放っておけば治るらしい。
実際、翌日の昼ころにはウソみたいにケロリと治ってしまった。

でも数日間何も食べずに寝て過ごしたせいで、顔も少しこけて見えるし、
この1か月でせっせと蓄えた足の筋肉もすっかり無くなってしまった。
こんな状態では、タシュケントまでの2日間・240kmを走るなんて到底無理だった。
ビザの期限が迫っていなければ、数日療養してから再出発っていうオプションもあったけど、あの状況では誰が考えてもここまで車に載せてくるのがベストだった。
それでも何とか走りたいと駄々をこねる僕に惑わされることなく、冷静に判断して、色々と面倒な交渉を一手に引き受けて、ここまで連れて来てくれたようこには、本当に感謝しきりだ。


細かく刻まれたハム、きゅうり、茹で卵、ジャガイモが入った冷たいサワークリームスープ。夏バテにもってこい。

とはいえ、これでシルクロード完全制覇の野望はあっけなく潰えてしまった。
もともと全行程を走り切るつもりなんてないし、今までもバスや電車に沢山乗って来たけど、
せめてシルクロード編くらいは完全制覇を!と密かに意気込んでいた。
それだけに、こんなに早く野望が潰えてしまうのは残念だ。
まあ、あまり肩の力を入れ過ぎると、いつかどこかで無茶をすることになるので、
このタイミングでお腹を壊したというのは、
“あまり制覇・走破と意気込まないで、もう少し気楽に旅を楽しみなさい”、という事なんだろう。

よく欧米人旅行者に、”日本人旅行者はエクストリームな奴が多い”って言われるけど、その通りと思う。
特にチャリダーの場合はそれが当てはまる。
世界各地のチャリダーに会う度に感じるのだけど、日本男児のチャリダーはかなり超人的な部類だ。
欧米人チャリダーは気軽にバスや電車に乗せているし、その事を全く気にする様子もない。
逆に日本人チャリダーは、一筆書きのルートにこだわる人が多いし、逆に僕みたいにバスや電車を多様する人は、それに軽い罪悪感とか劣等感を抱いているんじゃないかなあと、感じることが多い。
きっと日本人はいろんな意味で真面目なんだろう(欧米人が不真面目だと言っている訳ではありません)。


チャイは必ずポットで来る。たっぷり飲めるし、最初から甘くないのがいい。どんな料理にも必ずパンがつく。

まあ今回のお腹壊しの一件で、逆にこれからのルーティングがとても楽になった。
一人で勝手に背負っていた肩の荷が下りた気持ちだ。
とにかく、二人そろって楽しく旅をするのが一番だもの。


カザフスタン唯一に近い観光名所、トゥルキスタンのマザール。熱射病になりそうなくらい暑いバスに乗ってわざわざ訪れたけど、うーんいまひとつ。。。。

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