Apr,19,2010

山を越え、谷を越え、オアハカに到着!。
アップダウン続きでハードだったし、強烈に暑かったし、2泊連続野宿だったので睡眠不足で、クッタクタ。野宿といっても、小さな商店やガソリンスタンドの横にテントを張らせてもらったりしている。それでもやっぱり100%安心して寝れるわけではない。
意外と心配症の私は、近くで犬がゴソゴソとごみをあさっている音にビビってしまったり、人の声がしてはビクビクしてしまったりする。なんたって、テントは薄いので、外の音が大きく聞こえるので必要以上にびびってしまう。
安心できる建物の中で眠れるっていうのは素晴らしいと思う。
家があって、寝心地のいいベッドがあるということにもっと感謝しなくちゃならないな、と自転車旅を始めてからよく思う。


工事中のカバーだってこんなにオシャレ。

オアハカはサンクリストバルよりも大きなコロニアルタウン。
中米に来てから、観光地っていう観光地はどこもコロニアルタウンだから、
もっと飽きてしまうものかなと思ったけど、
意外と街ごとに雰囲気が違うので、まだ飽きてない。
オアハカは今までのコロニアルタウンの中で一番好きな街並み。
建物の色がスモークがかった落ち着いた素敵な色が多いのと、ベランダに植木がさりげなく飾ってあったり、いろんな小物などの配色が格好よかったりと、街をぶらぶらと歩いているだけでも楽しい。
アートが盛んな街だけあって、ところどころにギャラリーがあるのもいい。
壁の落書きだって、他の街のようにアメリカのギャングのサインのまねばかりのカッコ悪いものではなくて、
絵が多いから許せてしまう。
お気に入りはふらっと入ったスタンプミュージアム。世界の切手が展示してある。
世界のスタンプの意外なデザイン性も楽しめたし、展示の仕方や空間がとても素敵で刺激を受けた。


このベランダのサボテンの使い方もクール。

そしてこの街はなんたってメスカル!。
メスカルはテキーラと同じくアガベ(竜舌蘭)という植物から出来ているお酒。
ほとんど同種類のお酒といってもいいのだけど、
産地、原料や製法が法的に限定されているメスカルの一種をテキーラと呼ぶらしい。
オアハカ州はメスカルの産地。
自転車で通ってきた道にも沢山アガベ畑があって、蒸留所が沢山あった。
発酵させている最中のアガベは、暑くてヘロへロの私たちにとっては臭くてかなわなかったけど、
出来あがったメスカルの美味しいこと!。
オアハカの街を歩いていても沢山メスカル屋さんがあって、どこの店も試飲させてくれる。
試飲のくせに並々とグラスにいれてくれるので、何軒か回るだけで酔っぱらいになる。
それもまたよし。
普段は甘いお酒はあまり好きではない私だけど、
メスカルとジュースやカフェを混ぜた甘いメスカルもかなりイケてる。


テイスティングのし過ぎには注意。

さらにこの街はチーズやお肉、シャーベットなど美味しいものがいっぱいで、
毎日お腹いっぱい。
オアハカ最高です。


アガベ畑。


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