Nov,07,2008

トルコ料理って世界三大料理と言われる割にマイナー。
私もドネルケバブぐらいしか知らなかった。
実際トルコ料理を食べて、これが世界三大料理の一つかといわれると
疑問が残るところだけど、確かにトルコ料理はおいしい。

私はグルメとまでは言わなくても、少なくとも味音痴ではないとは思うのだけど、
トルコ料理はどこで食べてもかなりのレベルの高さだと思う。
今のところ不味いものには遭遇していない。
では何故私の中で世界三大料理にはあげられないかというと、
レパートリーの少なさ。
料理の種類はそこそこあっていいのだけど、
使ってる食材のレパートリーが少ない。
ただ、食材を輸入に頼らなければ、本当はこれが当たり前なのかもしれないけど。


ロカンタでは、二人でお腹いっぱい食べて10リラから15リラ(1リラ=70円前後)

トルコといえばロカンタ。
一人でも気軽に入れる安い食堂。
言葉がわからなくても、バットに入ったおかずを選んで指差すだけでいいし、
パンは食べ放題だし、サラダやチャイがほとんどの場合無料でついてくる。

トルコ=パンというイメージは全くなかったのだけど、
トルコのパンは世界一!と称されるほど。
これほど朝、昼、晩とパンを食べ続けているのも生まれて初めて。
パンの多くはバゲット。どんな田舎にも釜焼きのパン屋さんがあって、
外はパリパリ、中はモチモチのバゲットが買える。
焼き立てなんてとびっきりおいしくって、
お腹がいっぱいでもついつい美味しいそうな香りに誘われて買っちゃって、
気づいたらペロッと平らげてしまったりしちゃう。


ロカンタのテーブルの上に乗ってるタッパーに入っているパンは食べ放題。


パンは一つ0.5リラから0.75リラ。

ロカンタでのお気に入りは、まずスープ。
特にレンズ豆のクリームタイプのスープ(メルジメッキ)がお気に入り。
お店ごとに色々と工夫がされているのだけど、どれもおいしくて
トルコを離れたら絶対に恋しくなる味。


奥のお皿のごちゃっとしたのがムサカ。見栄えはよくないけど、美味しい。

そしてムサカ。
ナスとトマトとひき肉を炒めて煮込んだようなものなんだけど、
ラザニアの中味のような、それでいてちょっぴり日本の煮物に近いような
ホッとする味。

豆のトマト煮込みもビジュアル的には全然そそられないくせに、かなり美味しい。
いやホント、トマト、ナス、玉葱、ジャガイモ、豆、肉、ししとうがほとんどの料理で
形を変えて出てくるだけなんだけど、1ヶ月半毎日食べ続けても飽きないくらい、
単純ながらおいしいトルコ料理は私の中で世界7大料理の1つに認定しようかな。


バットに盛られたおかずを選ぶのが楽しい。


ベイクドポテトの上に、サラミ、ポテトサラダ、ツナ、オリーブなど色々のせたスーパージャンクフード!


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