Jun,30,2010

ウルムチ滞在も早6日目。
心配していた自転車は無事に到着した。
そして申請していたカザフスタンのビザも、5日間かかってようやく手に入れた。
今夜の夜行バスでようやくウルムチを脱出だ。

それにしてもカザフスタンビザを取るのは大変だった。
列に並ばない中国人と全くやる気のない中央アジアの役人のコラボレーションは、もう悪夢そのものだ。
前回のブログで中国人が列に並んでいて驚いたって書いたけど、やっぱり都会限定の話だったようだ。
中国人がいかに並ばないで横入りするのか、中央アジアの役人がいかにやる気がないのかは、
どれだけ口で説明してもたぶん日本人には想像ができないことだと思う。
大阪あたりの図太いおばちゃんも、出来ない上にやる気ないバイトの店員も、ここまで酷くはない。
ただ書類を窓口に提出するだけなのに、所要時間は実に4時間。
あまりに疲れてその日はそれ以上何もできなかった。

ビザ待ちの時間を利用して、トルファン観光に行ってきました。
トルファンは昔からシルクロードの要衝として栄えたオアシス都市。
今はビルが立ち並ぶ都会だけど、それでも草木のない砂漠を延々バスで走っていて、突然緑豊かで水が豊富に流れる街が姿を現すと、とってもホッとする。
昔の隊商たちがこういうオアシスに到着してどれだけ心休まったのか、限られた水しか持てないチャリダーとしては、少し気持ちが分かる気がする。
この街の遺跡やモスクなどの観光スポットは大して興味深いものでもなかったけど、
辺り一面のブドウ畑やポプラ並木が立ち並ぶのどかな風景は、なかなか素敵でした。


トルファンは中国でも有数のブドウの産地。

それにしてもトルファンは暑い!
火州の異名をとり、西遊記で有名な火焔山があるこの街は、日中の最高気温が何と40度。
ママチャリを借りて遺跡まで行ったのだけど、もう干ブドウになりそうなくらい暑かった。


イスラム教徒の多い新疆。この老人は日本にもイスラム教徒入るのか?と笑顔で尋ねてきた。

これから中国・カザフスタンの国境までバスで行き、カザフスタン南東部を数日走ってからキルギスへ入国し、キルギス東部を縦断して、トルガルト峠から中国のカシュガルに入る予定です。
本当はウルムチから中国国内を走ってカシュガルに向かう予定だったのだけど、
中央アジアの草原を走りたいという僕のわがままを聞いてもらって、キルギスを通ることになりました。
さあシルクロード自転車の旅、いよいよ始まります。


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