Tibet

訪れた日(二人)

2002.9~10

走行距離

約1000km

走行日数

21日

訪問都市

ラサ~ネパール

ようこの大好き度 ★★★★ 祈りの空気で満ち溢れたジョカンはよかったけど、ラサのあまりの中国化に悲しくなった。一歩ラサを出ると想像を絶するスケールのでっかい大自然が広がっていて興奮。一日も早くチベットの人たちが平和に暮らせますように。
人々の親切さ ★★ 助けてくれた人も沢山いたけれど、石を投げられたり、物を盗まれそうになったり、いろいろ。
食物のおいしさ ヤク肉が最高のご馳走でエナジーフードなのだけど、私はその臭さにまったく手がつけれなくて辛かった。ヤクミルクもヤクバターもダメ。
自然のすごさ ★★★★★ 凄すぎる景色の連続に、ここも同じ地球とは信じがたかった。嘘みたいに青い空、澄み切りすぎてる空気、汚いくらい星が見えてしまう夜空、絵の具の配色に成功したような湖、ぜひともまたこの大自然の中を走ってみたい。
厳しい土地度 ★★★★★ 火を着けようにも木があまりないし、酸素も少ないから燃えにくい。食物も育ちにくいし、動物だってあまりいない。ひどく乾燥しているし、なにより酸素が少なくて呼吸も大変。
ひろの大好き度 ★★★★ 初めての自転車海外ツーリング。若さとノリだけで走りきった3週間に、よく生きて帰ってこれたと我ながら関心。終わった時はもう二度とやるかと思ったけど、もう一度走りたいと思っている今の自分にびっくりします。でも次はちゃんとした装備で走りたいな。
人々の親切さ ★★ 自転車で走っていると子供が石を本気で投げてくる。チベット人はなんだか窮屈そうに感じた。
食物のおいしさ 自転車走行中はクッキーが主食で魚肉ソーセージがご馳走だった。ようやく街に着いてもヤク肉と生煮えの米ばかり。厳しい土地なんだと痛感。
自然のすごさ ★★★★ 旅行というより、もはやアドベンチャー。何もない荒野の一本道が続く峠をただひたすら登る。でも何時間もかけて辿り着いた峠から美しい湖が見えた時には思わず涙がでた。人間やればできるもんだ!
お祈り感動度 ★★★★★ 聖地ジョカン寺の前では、だれもがただひたすらに五体投地を繰り返す。その姿を見ていると自然と涙が出てきた。
漢民族化度 ★★★★★ 既に漢民族の街と化してしまったラサにはがっかり。少なくとも中国人とチベット人が別々の文化を持っていることは確かだし、チベット文化をむやみに消して欲しくない。
宇宙色度 ★★★★★ 標高5000mのチベット高原では、空の色が青を通り越して宇宙色。特に新月の夜には星が見えすぎて汚いくらい。あの空の色とタルチョ(チベットの祈祷旗)の五色の組み合わせは抜群。
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